テラーノベル
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12月、繁忙期で添削が間に合いませーん🤣
今月は土日のみ更新になるかもです😢
すみません💦
夜の塔は、風が鳴るたびに軋む音を立てた。
焚き火の火が消え、冷えた空気が肌に刺さる。
聖堂で見た光景が、まだ頭の中で焼けついて離れなかった。
呻き声、涙、崇拝。
人々が互いを求め、正気を失っていく姿――。
若井は拳を強く握りしめた。
「……くそっ。あれが“救い”なもんかよ。」
塔の地下では、藤澤が瘴気や禁忌の薬について書物を読み漁っている。
(……涼ちゃん、大丈夫かな。)
そして若井は結界の方角を見上げる。
塔の光はかすかに揺れ、まるで息絶えそうな命のようだった。
大森が、ひとりであれを保っている。
結界の維持で、もう限界が近い。
(俺にできることは、なんだ……?)
瘴気の渦に包まれた街を見つめながら、若井は歯を食いしばった。
力でねじ伏せるだけじゃ救えない。
けれど――何もしなければ、守りたいものすら守れない。
若井は、夜風を受けながら塔の外を見回る。
暫くして、背後から声がした。
「若井。」
思わず振り向く。
そこには、灯りに照らされた“藤澤”が立っていた。
薬草の香りが、風に乗って漂ってくる。
「……涼ちゃん?外に出てきて平気なのか?」
「うん。ずっと塔の中だと息が詰まるだろ。
それに、若井が一人で見回りに出たままだから……心配で。」
その笑顔を見ただけで、若井の胸の緊張が緩む。
昔からそうだ。
藤澤が笑えば、不思議と安心できる。
「……ありがとう。もう少し見回りしたら戻るよ。」
「そう。じゃあ、少し休もうか。」
藤澤は、懐から茶の入った小瓶を取り出す。
冷えた夜気の中で、湯気が白く上がった。
香りはあの薬草茶。
藤澤がよく淹れてくれた――疲労を癒す一杯。
「これ、いつものお茶。 疲れが取れるから、飲んで。」
「……いいのか?お前が飲んどけよ。」
「大丈夫。僕はあとで飲むから。」
言葉が柔らかくて、疑う気持ちは一瞬も生まれなかった。
若井は微笑んで、茶を受け取る。
唇をつけた瞬間、懐かしい味が舌を包む。
少し甘くて、草のほのかな苦味。
「……あぁ、やっぱり涼ちゃんの淹れる茶はうまいな。」
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しい。」
しかしその瞬間、若井の胸に鋭い熱が走った。
呼吸が深くなり、鼓動が耳の奥で鳴る。
「……あれ……なんか、体が熱い……」
「疲れが溜まってたんだよ。 ほら、少し座って……」
藤澤はそっと若井の肩を支えた。
その手は驚くほど温かく、静かに震える心を包み込む。
「若井はいつも無理してばっかだな。
みんなを守ろうとして……全部抱え込んで。」
「……そんなこと、ない。」
#ご本人様には関係ありません
スミセス🍏年内200人目標中
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「あるよ。僕、ずっと見てきた。
でもね……今は、少し休んで。
お前のこと、癒したいんだ。」
耳元で囁く声が、まるで薬のように染み込んでいく。
若井の瞼が重くなる。
月明かりが滲み、輪郭がぼやける。
(……涼ちゃん……)
呼びかけた声が風に溶けた。
その瞳を見つめることしかできない。
穏やかで、優しくて、いつもの藤澤の瞳――
そう信じたまま、若井は抗う力を失っていく。
藤澤は静かに微笑んだ。
その唇の端に、月光のような冷たい光が宿る。
「そう……いい子だね、若井。」
あの一杯に、禁忌の薬が混ぜられていたことなど知る由もなかった。
ぐらりと視界が揺れ、気づけば藤澤に背を押されるようにして壁際に追い詰められていた。
「っ、はぁ……っ……」
マントが外され、鎧の留め具もほどかれていく。
「おい……勝手に……っ、やめ……っ」
「やめたいなら、君の身体がそう言えばいい。でも……ほら、欲してる」
指先が胸元をなぞるだけで、びくりと反応してしまう。
若井は振り向き、歯を食いしばりながらも、熱に浮かされたように藤澤の首筋へ噛みついた。
「……はぁっ…涼、ちゃ……っ」
「ふふ、いいよ。来なよ、若井」
衝動に突き動かされ、若井は藤澤を床へ押し倒した。
藤澤の装束の襟元を乱暴に掴み、布をかき分け、むき出しになった肩へ口づけを押し当てる。
ざらついた息とともに舌が這い、熱を帯びた肌を貪る。
「ああっ……くそ……止まんねぇ……っ!」
「っ、いい……もっと乱れて。君のそんな顔が見たかった」
藤澤を押し倒した若井は、荒い呼吸のまま覆いかぶさった。
若井の筋肉質な体躯が影を落とす。
荒い息を吐きながら腰を押しつけていく。
「……っ、はぁ…………涼ちゃん……」
「ん……呼んで……もっと」
「涼ちゃん……っ……俺、もう……我慢できねぇ……」
若井の手は震えながら藤澤の衣を乱暴に剥ぎ、胸元に噛みつく。
舌先で汗と熱を舐め取り、鎖骨を荒々しく辿る。
そのたびに、藤澤は余裕の笑みで声を洩らした。
「……ふふ……大胆だねぇ。…けど、震えてる」
「……黙れ……っ」
「素直になれた方が……気持ちいいんだよ」
挑発するように耳元へ囁かれ、若井の腰はますます強く擦り付ける。
衣越しに硬くなったもの同士が押し合い、若井は喉の奥から獣のような唸りを漏らした。
「くそ……もう……突っ込みてぇ……っ」
「……なら、来てよ。早く。」
藤澤はわざと余裕の笑みを浮かべ、腰を開いて招き入れる仕草をした。
若井の瞳がかっと開かれ、彼は衝動のままに己を導き入れた。
「っ……あああぁ……っ!」
「んっ、はぁ……すごい……でも、もっと奥まで、来て。」
若井は荒々しく突きながら、必死に理性を保とうとする。
だが身体は逆らえず、むせ返るような熱に呑まれていった。
「……やべぇ……っ、気持ちよすぎて……っ、止まんねぇ……!」
「もっと突いて……そう……若井、お前はずっと、こうしたかったんだろ?」
「ちが……っ、ああ……っ! やめろ、そんなこと……言うな……っ!」
藤澤の余裕に煽られ、若井の腰はますます激しくなる。
互いの体がぶつかる音が夜空に響き渡り、淫靡な水音が混じった。
そして若井は乱暴に藤澤の両手首を掴み、床に押しつける。
「……俺が……支配するんだ……っ……俺が……っ」
「ふふ……乱暴だなぁ。どう見ても、支配されてるのはお前の方」
「っ……ああああっ!」
耳をくすぐる囁きに、若井の腰は意志に反して震えるほど深く突き刺さった。
「やべ……っ、やばい……イきそう……っ」
「ダメだよ。もっと、溺れて」
藤澤の腰がわずかに動き、角度を変えて若井を締め上げる。
その瞬間、若井は耐えきれず声を張り上げた。
「……っあああああっ! やっべ……イく……っ!」
「いいよ……全部出して。僕に……欲望、刻みつけて」
若井は目を閉じ、全身を打ち震わせながら果てた。
だが藤澤は余裕のまま、彼の髪を撫でて囁いた。
「ふふ……可愛い顔。もっと、僕に見せて」
その言葉に、若井は羞恥と屈辱を覚えながらも、熱はまだ収まらない。
藤澤がわずかに腰を動かすと、再び荒い声が漏れた。
「……やめろ……っ……これ以上は……っ、もたねぇ……!」
「じゃあ、壊れるまで続けようか」
声が震える。
だが体は再び熱を帯び、藤澤(シェイド)の声に従うように動き始めていた。
若井の抵抗の声は、次第に快感に飲み込まれ、夜空には終わりのない喘ぎと淫声が響き渡っていった。
コメント
8件
ひろぱもか〜( ; ›ω‹ ) 大森くんもひろぱもいないとなるとどうなるんだろう?ワンチャン涼ちゃん本人が解決するかもしれない
本物のりょうちゃんは何処へ…?!😭