こんにちは〜
さっそくどぞ
月歌は今羅刹に来ている
早めに着いたので校内をみて周り懐かしさを感じている
「あれ?つきっちじゃん!」
「久しぶり〜!元気してた〜?」
明るく、懐かしい声がする
同期の京夜だ
「久しぶり京夜、元気そうだね」
「めっちゃ元気〜!」
「京都で死にかけたとは思えないね」
「あ、あはは〜」
「あれは運が良かったよね〜」
京都で死にかけたと聞いた時はすごく焦ったものだ
「心配してくれたの〜?(笑)」
「まぁ…」
「心配かけてごめんね〜?」
そう言い京夜は頭を撫でる
「そういえば何でいるの?」
「俺も今日よばれたんだよね〜」
「そうなんだ」
話していたら約束の時間が近づいてきた
「そろそろ行かなきゃ」
「後でまた話そうね〜」
「うん、またね」
そう言って別れ約束していたグラウンドへ行く
グラウンドに着いたら生徒達と無陀野がいた
「来たか」
「ごめん、遅れた?」
「いや、時間ピッタリだ」
「誰だ?」
「…」
「特別講師の方でしょうか」
「正解だ遊摺部」
「今日はこいつにお前らの授業をしてもらう」
(この子達か…あ、挨拶しないとだよね…)
「あ、えと、初めまして夜咲月歌です無人達と同期ですよろしくお願いします」
「優しそ〜!」
「月歌に傷一つつけられたらお前らの勝ちだ」
「ちなみに月歌は現役の隊員だ」
「血の使用も許可している」
「お前ら本気でかかっていいぞ」
(無人め…まぁいいか、仕事だし仕方ない……)
(この子達の為にも…ね)
「じゃあ始めろ」
(最初は何もせずに様子見かな…)
「最初は血を使わないのでどうぞ」
「流石にそれは…」
「何言ってんだ?俺はやるぞ」
『血蝕解放 七つの断罪(ななつのだんざい)』
(お、切断器具を創る感じかぁ…)
(…接近してきたな)
皇后崎は月歌を切りつけようとした
だが皇后崎は誰も居ない所を切っている
「どこ狙ってるんですか?」
「?!」
みていた皆ビックリしたような顔をしている
だってついさっきまでそこに居たはずなのだ
「さっきまでいたよな?!」
「ほら、これで分かったでしょ?」
「ちゃんと全員攻撃しておいで」
そう言うと次々と攻撃してくる
それを月歌は飄々と避けていくのだ
「そろそろ血を使わせてもらうね」
『血蝕解放 双極性障害(ふたりでひとり)』
『自傷行為』
そう言うと月歌は腕を切った
その瞬間生徒達の腕も同じように切れた
生徒達は凄く混乱した
「これが私の血蝕解放」
「相手に血を飲ませると私が負った傷が相手にも反映される」
「でも俺らお前の血飲んでねぇぞ!」
そう、この子達は血を”飲んでいない”
月歌は自分の血がはいった注射器を持っており
それを攻撃を避けながら刺して行ったのだ
気づいてないようなので注射器をみせる
「これなーんだ」
「え?!いつの間に?!」
「さすが戦闘部隊ですね」
「何言ってるの?」
本当に何を言ってるんだか
戦闘部隊ではなく偵察部隊だというのに
「え?」
「私、戦闘部隊じゃないよ」
「え?!マジかよ!!」
「いや、まぁ戦闘部隊の仕事する時もあるけど…」
「まぁ、話は後でね」
そう言い月歌は自分の血を舐めた
瞬間見た目が変わった
「どーもー!」
「…星日か」
「久しぶり〜!」
「話は後だ」
「はいはい〜」
「ちゃんと避けきってね」
『血蝕解放 感情爆発』
そう言い指を噛み切り
血の星をつくっていく
「星?」
「避けるってこれを?」
「…BURN!!」
星日がそう言うと一気に星が爆発した
「うお!!」
「っ…!」
『両断血飛沫ノ舞』
皇后崎がそう言いこちらに刃を飛ばしてきた
「おっと…」
『銃葬神器』
それに続くように四季も銃を放つ
「え、勢いすご…」
「ギリ良けれるかな…」
この攻撃も避けきる
「これも避けるのかよ…」
「クソっ…」
「今日の怒りは何を生む?」
『怒鬼怒氣ヒステリー』
「チッ…双剣かよ」
「お”らぁっ!」
矢颪が走って向かってくる
どうしようか…避ける事は出来るが面白くない
そう思い星をつくった
「またかよ!」
そう言い急ブレーキをかけている
「良い判断だね」
「BURN!」
そう言いまた星が爆発する
「こっちもBURN!」
四季がそう言い銃を放つ
「やべっ」
咄嗟に避けたが腕がかすった
「そこまでだ」
そう無陀野が言い訓練は終わる
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この小説面白くて大好きです 頑張って下さい