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Episode 4 ↻ 始
水 side
コツコツ… と 、僕の靴の音が路地裏に響く 。
なんで路地裏にいるのか…それは …
【30分前】
残業が終わった 。
この腕を供養する人形師を探さないと 。
スマホを付け 、検索をかける 。
近くに人形屋さんがあるなんて一度も
聞いたことはないが 、あると信じよう 。
「ぁ、ここ…結構近いんじゃない 、? 」
僕のスマホ画面には 、
『 紫ドールストア 』
というお店が写っている 。
「ぅげ 、何この道 。こんなルートあった ?」
なかなか迷子になりそうな道のりだが…
腕を持っていても使い道はないし 、
少し早めに残業から上がれたので 、
今日 、その 『紫ドールストア』とやらに
向かうことにした 。
……って感じ。
それにしても路地裏にしては綺麗に整備
されている 。 やはり 、この先に店があるのは
間違いなさそうだ 。
白 side
今日はなんだかすごく冷え込む 。
さっさと店をしまおう 。
「はぁ…人来ないのに店やるのも…」
「モチベ上がんないよなぁ……」
路地裏に僕のため息が響く 。
…………ふぅ…
「1人ぐらい… 」
「客来いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
「え?」
「え?」
僕が振り返ると 、そこには 腕を持った…
水色髪の 会社員がいた 。
「ぅ…うわぁ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、?! 」
僕は急いで店の中に駆け込んでドアの鍵を
閉めた 。
やばい人、?!やばい人…………ん?
………………腕、、、?????
僕はゆっくりと店のドアを開く 。
「ぁっ、!…も、もしかして…人形師さん…
ですか…、?」
「ぇ、あ…は、はい…?」
水色髪の人に話しかけられた 。
どうやらやばい人では無さそうだ。
「あの、僕この腕を供養したくて…、」
「腕って…人間の腕は供養できませんよ? 」
「いやいやいやっ、?!人間の腕な訳ないで
すよ!?!?!!…だよね、????」
「んははっ、笑 冗談っすよ 笑 」
「ぁ、その…腕…」
「あぁ 、腕ですね 、お借りしてもいいです
か ? 」
「ぁ、はいっ、!!」
水色髪の人から腕を受け取り 、観察する 。
見た目は僕が作ったものっぽいけど…、
一応中開いた方がええな 。
「あの 、これ腕確認するんで…
寒いだろうし 、店ん中入ってください」
「ぁ、はぃ、…おじゃま…します、???」
僕は水色髪の人を店へ入れ 、
作業室から道具を持ってきて確認を
始めた 。
Episode 4 ↻ 終