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Episode 5 ↻ 始
青 side
涙が出そう 。
白髪が店の中に入ってきたと思ったら 、
俺の大好きな………
見てるだけで幸せな気分 。愛おしい 。
触れたい 。 抱きしめたい 。
でも俺はプランツドール 。
大人しく我慢しなければ 。
水 side
腕を供養しに来たら 、白髪の人形師さんに
お店に入れって言われて 、今はお茶を
頂いて椅子に座って人形師さんが作業している
のを見ている 。
「ぁ、あの……どう、ですか 、?」
「ん、?あぁ…腕ですか? 僕が作った物で
間違いないと思います 。」
「そうですか 、よかったです 、!
数日前 、会社からの帰り道で拾ったんです
よ 。」
「そうなんか……腕にちぎられたような
痕跡もなかった…なぁ、お兄さん 。」
「、はい?」
「この腕 、拾ってから、洗ったり…修理した
り とかしてないねんな??」
「はい、してないです 。というか 、なんか
高そうだったから……」
「ぉ、兄ちゃん大正解 。」
「ぇ、?」
「これな 、プランツドールっていう人形の
腕やねん 。」
「プランツドール…」
「ぉ、知っとる、?こういう人形なんやけど」
白髪の人形師さんは 、とても大きいカーテン
を開けた 。
「わぁ…」
「へへっ、すごいやろ 、これ 。」
そこには、たくさんのプランツドールが
並んでいた 。みんなすごく綺麗な顔立ち……
「お兄ちゃん 、近くで見てええよ 。」
「ぁ、ありがとうございますっ、! 」
「すごい…これ、全部お兄さんが一人で…?」
「あぁ…そやで 。…なんか堅苦しいな 。」
「んぇ、?」
「僕 、しょうって言うねん 。お兄さん 、
僕と歳近そうやし 、気合うと思うねんな」
「ぁ、えっと、僕ほとけっていいます、!
25歳ですっ、!」
「ぉ、タメや 。…いむくんって呼んでもえ
え?」
「ぇ、ぁ、はいっ、!えっと…じゃあ…
しょうちゃん、」
「ぉ、ええやん♩ほら、いむくんも敬語
外してぇやぁ♩」
「ぁ、わかりました…じゃなくて、…
わかったっ、!」
「どう、?プランツドール 。
みんな顔綺麗やろ 、?」
「うんっ、!みんな素敵…」
僕はプランツドールを見る 。
「しょうちゃん 、この子達って、みんな
糸目なの?」
「あぁ違うで、いむくん笑 寝てるんよ笑
この子ら 、運命の人と出会うまで目を醒まさ
ないねん 。」
「運命の人…?じゃあ、この子達は、ご主人様
を待ってるの ?」
「まぁ、そういう事や。この子らはな?ドール
やけど 、食事したり…トイレしたり…
身の回りのことはある程度自分で出来んの
よ 。」
「ぇ、じゃあ動くの?! 」
「おん、動くで 。ほぼ人間やねんな 。
まぁ人間と違う所といえば…」
「愛をあげないと 、枯れてまうってとこ 。」
「…ぁ、い、?」
「そう 、分かりやすく例えると 、
愛がないと満たされない、 でも案外優秀な
承認欲求モンスターってとこやな 。」
「んー…難しいけど…対して人間とは
変わらないって事…だよね、?」
「まぁ、そやな 。結構良いお値段するんよ
これが 笑 どや 、いむくんもプランツドー
ルの彼女とかいらん?笑」
「いやちょっと失礼じゃない?!」
「でも彼女おらん顔してんもん 。」
「いないけどさぁ…」
「ふっ 、陰キャ 」
「……帰る」
「あぁもういむくん待ってやぁ…ごめんって
………ごめんって 」
青 side
よかった 。まだ彼女おらんのや 。
また愛してくれるかな 。
かわいい 。拗ねてる 。そんな顔せんでも
ええのに 。前みたいに…いや 、あの人には…
……………また 、やり直せるかな 。
俺の事…見てくれるかな 。
俺の前に来てや 。運命の人…なんやろ 。
言ってくれたやん …なぁ………
Episode 5 ↻ 終