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続きをとっても楽しみです。 何か凄いバクバク感と言うか胸がギューっとなる感じがあります。続き待ってます!!
お久しぶりです。
一時的休止していたので大分遅れてしまいましたね。申し訳ないです。
前の話にコメントが沢山来て嬉しかったです!
本作品は捏造、二次創作です
ご本人様に関係ございません
注意⚠️
エセ京都弁
誤字脱字だらけ
口調おかしい
キャラ崩壊
台詞多いかも
では、お進み下さい
学園長達は化け物の言葉が日本語であることはわかったが、聞き取れはしなかった。
でも、晴明は化け物達の声を理解するようになっていた。
あの後化け物がどんどん襲ってきて、全て晴明の謎の森の力で倒してしまった。
森と一体化しかけているから言葉が理解できるようになってきたのかもしれない。
『殺してくれて…ありがとう。』
「ッ!」
だからこそ言わなかった。
あの化け物の正体が分かってしまいそうで怖かったから。
あれを知ってしまったら今度は”自分の番”になりそうだったから。
そしてやっと結界の近くに来た。
「私は長年ここに居ますがこんなの見た事なかったんですけど、なんなんでしょうね」
学園長でも知らないこと、晴明のあの力、不思議なことだらけだ。
森の外…
「僕達どうしましょうね。」
「まず晴明くんは治療をしてもらって下さい。お腹の傷痛いでしょう?」
分からない、痛みが感じない。
ずっと何かが漏れている。
そう、強い力が…
あれ?もしかして、みんなの力が弱まったのはこの退魔の力の所為…?
それだったら、僕は皆に迷惑を…
「あ、えっと、僕たかはし先生のところ行ってきます!」
本当は行くつもりなんてない。
ただ、今だけは一人になりたい。
不思議と痛みはずっと感じなかった。
唯一感じたのは皆を助けられなかった自分への怒り。不安。悲しみだ。
家にて
どんどん気持ち悪くなっていく。
『助けて、助けて、』
『私は違う!もう嫌だ…』
『辛い、孤独が…』
『なんで…?』
『悪いのは私じゃないのに…』
何…これ、誰かの記憶…?
これは森と化け物…!
森と一体化した晴明は森の力によって記憶を見せられていた。
それで知ったのは、ここでは魔女狩りがされていたこと。あの森は土地神が消滅したことにより、結界と化け物を生み出した。
そう、ずっと昔の話だ。学園長ですら知らなかった。そんな昔のことであろう。
魔女と呼ばれた人達はあそこで殺さ れ、化け物に変化させられた。
辛い気持ちがどっと頭に入ってきて視界がぼやける。
こんなことって…あんまりじゃないか。
酷すぎる。晴明は許せなかった。
お人好しの彼は誰よりも怒り狂っていた。
「晴明を置いて、行こう。」
「でも………」
「仕方がないんです。」
「俺らだけでも、助けることは出来るはず」
「そうやな…生徒連れてくのも危険やし」
連休明け、凛太郎はボロボロの姿になっていた。
「凛太郎くん…?嘘だよね。ね…?」
眼から止めどなく溢れ続けるその涙はまるで、真珠のようだった。
もう瀕死の状態で、あと少し遅かったら駄目だったかもしれないとのこと。
「本当にギリギリだったよ。何があったか聞かせてもらってもいい?」
学園長は全て話すと約束した。放課後、晴明も呼ばれ着いていくことに。
「どういう事なんですか?どうして僕を呼ばなかったんですか?」
落ち着きながらも焦っている晴明。
順番に話すといい、学園長は続ける。
「まず、先一昨日に私たちであの森へ行きましたよね。」
「はい、」
「昨日は凛太郎、飯綱、私で行きました。」
「…」
どうしてそんなことを…という眼差しを向ける。
察してないフリをして話を続ける。
「晴明くんは怪我をしています。連れていくのは危険だと判断しました。その様子じゃ、たかはし先生にも見せてないですね?」
晴明はうっと声を上げるが、たかはしはちょっと怒り気味であった。
「危険な森だと言うのに…安倍先生は阿呆になったんですね。」
「……別にあなたに関係ないでしょう?」
暫く睨み合いが続くが、学園長が話を再開する。
「何故かこの前より力が弱まってませんでした。凛太郎くんは化け物に不意を突かれて…」
あの鬼が負けるとは言い難い。
でもこの様子じゃ本当なんだろうな。
「神酒先生が、ねぇ…」
「あの結界の宝石を特定しようとしています。私が一旦調べたのですが、触ろうとしたり術を起動すると青く光ります。それだけ分かりましたよ。」
そういえばあの宝石、やっぱりなにかに似ている。なんだっけな…
「術をしつこくやると、森を囲んでいる全ての宝石が赤黒く光りました。まるで晴明くんの、あの時のような…」
あの時発動した退魔の力、あれは自分では意図せず出していた。
怒りに満ちていたから…
今回短くてすみません。
遅れてしまい大変申し訳ございません。
休みすぎましたね。
私は気まぐれで作品消したりしていたのですが、これからイラスト投稿していこうと思います。
では、これからもどうぞお願いします