「ハァハァハァハァ」
心臓が張り裂けそうだ。痛い、痛い、呼吸が整わない。顔を上げた
「綺麗、」
魔界の中にある山に登った。月が、手が届きそうなくらい、大きい。
パシャッ
「皆に送ろ。」
そう思ってD,D,Dのチャットを開いた。
「ディアボロ?」
ディアボロからメッセージが来ていた。
「っ、、、、、、!!」
『君のことを好きになってしまったみたいなんだ。』
『どうすれば良いと思う?』
直接本人に聞くか?と思ったが、私もディアボロが好きだった。だから嬉しくないはずがない。そこから速攻で館に帰った。私もなぜだか分からない
「○○、おはよう。」
「ディアボロ、おはよう。」
何だか今日のディアボロは元気が無い。
「ディアボロどうしたの?元気ないよ?」
「昨日、メッセージを既読スルーしたのは君だろう?」
しょんぼりとした顔でディアボロがこちらを見つめてくる。
「え?」
私は急いでDDDを起動させた。
「、、、、、、」
昨日は嬉しさのあまり返すのを忘れていたらしい。だから、
ピロン
ディアボロのDDDがなる
「!?」
ディアボロの顔がいっきにあかくなる
『私も好き。』
これでハッピーエンドかと思ったけど、違うようだ。ディアボロはとても切なそうな瞳でこちらを見つめながら、
「こんな気ずかいを受けるより、振ってくれた方が、傷は浅くすむんだか、」
「は?」
「だから、私のことが好きだなんて、嘘をつかないでくれ。そちらの方が傷つく。」
ディアボロは私がディアボロが好きと嘘をついていると思っているらしい。ムカつく。こちとらアンタのことが大好きだわ。バカ、
「、、、、、、バカ」
そう言って私はディアボロのネクタイを引っ張り、キスをした。
「!?」ディアボロは驚いていた。
「嘘じゃないよ、」
私がそう言うとディアボロはくしゃっとした笑顔になって、私を思い切り抱きしめた。今、本当のハッピーエンドになったらしい。
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