テラーノベル
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「愛の末路」
私の遺影に手を合わせないで
目の前にいるでしょう?
幽霊扱いしないで
嘘だと言ってよ
見えてないのかな
どうして置き去りにしたのとか
言えなくて溢れるは
愛の言葉より涙なの
時間は「あの日」のままで
立ち止まってるんだよ
もう「次」はないから
もっとちゃんと愛せたなら
もっと早く出会えたなら
止まらない後悔たちが
生き物のように
私を苦しめるの
楽になりたいな⋯
僕の仏壇に手を合わせないで
抱きしめているだろう?
死人扱いするなよ
嘘だと言ってくれ
視えてないのかい
どうして忘れたとか
言えなくて溢れるは
愛の言葉より笑顔かよ
時間は「あの日」のままに
歩き始めてるから
もう「次」にいくんだな
もっとちゃんと寄り添えたなら
もっと早く出会えたなら
止まらない懺悔たちが
生き物のように
僕を苦しめるから
楽になりたいな⋯
おまけ解説
テーマは愛の循環
愛はどこから生まれて
果たしてどこに消えていくのか
それとも残り続けるのか
という重いテーマを軸に
詞として成立するように加工しました
コメント
3件
ああ、これは…胸にくるものがありますね。詩形式なんですね。遺された側と逝った側、両方の視点で「置き去りにした/された」という感覚が対になっていて、同じ「後悔」なのに「涙」と「笑顔」で対照的になっているのが切ない。おまけ解説で「愛の循環」とあって、なるほど、どちらにも苦しみが残るんだなと腑に落ちました。星月さんの言葉選び、静かだけど鋭くて好きです。
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めんだこ
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