愛 と 血

100年前、人外と人の戦争が始まった。

「マリア・クローネ」と言う、人側の教祖が原因なのだ。

マリアは、150年前に誕生し、120年前に死去。

マリアの最期の言葉は、『人外達はいつかこちらに来て、我々を×害する。

20年後、人外共に戦争を仕掛けなさい。』

そう言ったと、どこかで聞いた。

あまり覚えていない。

マリアは「マリア教」の教祖。

地球の人口はその当時人類だけでも100億人だった。

マリア教の信者は約80億人。

信じられないと思うが、数百年の間でとても時代は進化している。

だから、多くても少なくても嘘かは分からない。

彼女の行いは全てボランティアなど、人々が助かる事ばかり。

その姿に見惚れた人々はマリアについて行った

ただ、それはマリアの表の顔

マリアは人々を騙す凶悪な教祖

そんな事は誰も知ることもなく、皆々がそれを信じて我々人外に戦争を仕掛けた。

銃などを使用され、人外が8万人いたはずなのに、3万人へと減ってしまった

もちろん人外も反撃した為、マリア教の信者はマリア含め、

約50億人に減った。

これは、紅月紗奈としてのお話。