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「ヒョン~?」
「…ん…あれ…」
「…ウナガ…?あれ、俺…寝てた…??」
「うん。ぐっすり笑ソンホヒョンが練習再開するから戻ってきてって」
「あぁ…ごめん…すぐ戻る」
「……ねぇ……ヒョン…もしかして疲れてる??」
テサニヒョンが不思議そうにコテンと首を傾げる。
「最近クマ酷いしなんか顔色悪い気がするけど…、、大丈夫なの?」
ヒョンがフイと目を背けてぶっきらぼうに言い放った。
「……別に…休めるときに休んではいる。だから大丈夫」
「……そっかー…」
いつもテサニヒョンは俺に何も言ってくれない。
俺が年下だからなのか、信用できないとか思われてるのかわかんないけど…正直俺のことももっと頼って欲しい。
実は、1度だけ。テサニヒョンと体の関係を持ったことがある。
同部屋だったときに雰囲気に流されて、たった1度。でもそのたった1度で俺はヒョンに心を奪われた。
いつもと違う声色。優しく気遣うような態度。普段とのギャップもあって、終わってからもそのことばかりを考えてしまっていた。
ヒョンに何度か”もう一度だけして欲しい”と言ったことがある。けれど、ただのメンバーだから~だの1度だけの約束だった~だのと言われて断り続けられている。あの時は盛り上がっててあんまり記憶が無いけど、そんな約束をしたような気もする。
向こうは俺がヒョンに本気なのをわかってるのかな…。
ts_side
俺は、メンバーで同性の男に恋をしている。
今思えば練習生くらいのときからずっと目で追いかけていた。同じグループとしてデビューできてその上色んな人に応援してもらって、すごく嬉しいことだしそりゃ大変なこともあるけれど俺は来世もまた俺に生まれ変わりたいと思えるほど充実した人生を歩んでいる。
でも一つだけ。
メンバーのリウヒョン。俺は彼に恋をしている。
正直、この気持ちは誰にも言わないという覚悟はとうの昔からできてる。言っても叶うはずがないし、優しいヒョンのことだ。
きっぱり断りきれずに困らせる未来しか見えない。それで微妙に気まずい空気感がずっと続く…。なんて、、
想像しただけでゾワッとする。
何があってもこの気持ちだけは墓場まで持っていかなければならない。
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「練習再開するよ〜!!」
コソ
「てさな?大丈夫なの??」
練習室に戻ると近くにいたリウヒョンが声をかけてくれた。
「大丈夫ですよ。昨日曲作りに夢中になって遅くに寝たので眠くて…。すみません」
これは嘘だ。リウヒョンは勘が鋭いからバレているかもしれないが
「そっか。良かった。今日は早く休むんだよ?」
「……はい」
…ヒョンのこういうところが好きだ。
いつもメンバーのことを1歩後ろで暖かく見守っていて、みんなに気を配って器用になんでもこなせてしまう。好きにならないはずがなかった。
🧸「………」
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wk_side
練習終わり
「ん~♡可愛いねぇうなが~♡よーしよし♡」
「ちょっとジェヒョニヒョン!!💢髪の毛コネ回さないでよ!!!」
「んー♡キヨウォ~~♡♡」
「もお~…」
「あれー今日、うなぎご機嫌ななめだねぇ。どうしたの?ヒョンに言ってごらんよ^^」
バレてる…、、くそぉ…そんなに俺わかりやすいかな……。
ヒョンでも気づくならテサニヒョンは気づいてるかもしれないなぁ。まぁ…どーせ俺に興味無いだろうから別にいいけど……
「……特に何も無いですよ。何となく今日はコンディションが良くないだけ。」
その場は何とか誤魔化した。宿舎に戻って風呂に入ったあと、部屋で作業していると嬉しいハプニングが起きた。
「うなが。CD貸してよ」
なんとテサニヒョンから俺に頼み事を!しかも部屋にまできて!!
嬉しすぎて声が裏返ってしまった。
「いッ!!いいよッ??!!!!!」
「お、おぉ。ありがと…。…何、どうした。そんなに貸せて嬉しかったの??笑」
にやにやしながら珍しくからかってきた。
「あ~、いや~、、べ別にそういう訳じゃ…💦」
そのあとヒョンはCDを渡すとさっさと部屋に戻ってしまった。けれど話せたことすらも嬉しかった。
しばらく余韻に浸っていたがいつまでもそうしている訳にはいかない。渋々作業を再開した。
どれくらい時間が経ったのかふと時計を見るともう夜中だった。
明日は午前オフだから、まぁいいか…、
喉が乾いたし、気分転換に水を取りに行こうと腰をあげた。