【第38話・成体⑤】
◆◇◆
優斗が用意したアルコールは徐々に減っていった。
未成年なので当たり前だが、慣れない飲酒をした為に全員がすでに酔い始めていた。
酔っていないのはその場に二人だけ。莉乃と創だ。
「みんな、僕ちょっと眠くなってきたから先に寝かせてもらうね」
創が席を立った。
「マジかよぉ松下!まら九時だぞ?もう少しくらい良いだろ」
鳴沢が名残惜しそうに呼び止める。
「分かったよ。じゃあ少し休んだらまた戻って来るから」
創はそのまま別荘の中へ消えていった。
「なあ優斗!あそこのガレージにカッコいい車があっただろ?」
鳴沢の興味はすでに次に移っているようだ。
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