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「心配しないで。僕は今君とセックスしたくてたまらない」
「そうみたいだな」
言葉でなく、勃起した性器を見て、彼女は安心できたようだ。
「陸の大きいのに慣れた君が僕ので満足できるか分からないけど」
「気持ちいいだけのセックスはもうごめんだ。愛さえあればそれでいいんだ」
それはつまり、僕とセックスしても陸のようには気持ちよくならないだろうけど愛があるから我慢する、ということ?
「あれ? ちんちんが小さくなってきた。もしかして陸と比べられたと思って不安になったのか」
「…………」
図星を突かれて黙り込んだ僕に、きょとんとした表情の彼女。僕の性器に彼女の手が伸びてきた。
「ボクは最初から言っていたはずだ。セックスが目的ではない本当の愛を教えてくれ、と。夏梅と別れたらボクは一生誰ともセックスしないつもりだった」
垂れ下がっていたものがまた硬さを取り戻した。彼女の手に優しく撫でられているとはいえ、それがなくても再度勃起できていたに違いない。
「ボクは今日夏梅の童貞を卒業させる。二回は出せそうか?」
「出せると思う」
「じゃあ、一回目はボクの口に、二回目はボクの膣に出してくれ」
オブラートにくるむという流儀を知らない彼女のセリフにいつもなら突っ込みの一つでも入れるところだけど、どうやら今はそれどころではないようだ。
「分かった」
「一つ約束してくれ」
と言われて身構えた。セックスさせるのだから絶対に結婚しろと僕の人生を人質に取るつもりだろうかと思ったら、全然違った。