ピーンポーンパーンポーン
(注意)
これは、妖怪学校の先生はじめました、略して妖はじの夢小説です。ふじごその表現がガッツリ入っているため苦手なお方は他の素敵な作品をご覧下さい!🙇
どうも!くらげです!
この小説にでてくる、富士くんの女友達の名前を狐(こん)ちゃんにします!
狐ちゃんは化けぎつねの妖怪です!
富士くん 視点
俺たちは合流したあと、取り敢えず、服屋に来た。
「あっ、明夫くん!」
「どうしたの?」
服屋に着くと、狐が明夫に話しかけた。
「あっ、あの、服…一緒にみない?///」
自分の恋のために狐が一歩踏み出した。良く言った狐!
「えっ、僕でいいなら…///」
おっ、これはいい反応なんじゃねぇのか?
最初は女好きなのかと思って、少し不安にしていたが、結構優しいらしい。
「フフッ、じゃあ、俺たち3人で服みてくるからお二人で気長に服選んできなぁ~」
俺がそういうと、二人は顔を赤くしながら服を見に行った。
「さて、と。俺たちも服見に行くか。 」
「そうだね」
「えぇ、私あっちの服屋がいいんだけど…」
「えっ、そうなの?じゃあ、明美さんだけあっちの服屋見てくる?」
「それは違うじゃ~ん」
そういうと、明美は俺の腕を勝手に組んできた。
「なんか富士くんはファッションセンス良さそうだから一緒に服見てほしいなぁ~」
「えっ、俺?」
「うん!」
あそこの服屋は小古曽の好みではなく、少し派手過ぎるからなぁ。
「ん~、じゃあ、先にこの店見て、そのあと行きたいって言った店いこうぜ。それでいいか?」
「僕はいいよ!」
「えぇ、それ私つまんないんだけど…」
「て、言われても… 」
「あっ、そうだ!」
「?」
「私と富士くんがあのお店見て、不審者くんがこの店見ればいいじゃん!」
「はっ?いやいや、なんで別れるんだよ。」
「見た感じ不審者くんこの店の方が好みでしょ?だから、私たちだけあっちにいけばいいって話。不審者くんもそれでいいよね?」
「えっと…」
「っ勝手に決めんなよ。俺もこの店の方が好みだわ」
「え?そうなのぉ、でも富士くんはあっちの店の方が似合うよ?」
「似合うか似合わないじゃなくて自分の好きな服をきるんだよ俺は。 」
「じゃあ、俺と小古曽はこの店見るからあんたはあっちの店見に行けよ。」
「っなにその態度!折角一緒に服見てあげようと思ったのに!調子のってんじゃねぇよ!もういい、私一人で行くから」
「おぉ、いってらいってら。」
ちょっと、態度が荒すぎてしまったかもしれない。熱くなりすぎたな。でも、やっぱりイラつく…
「ふっ富士くん。よかったの?」
「ん?あぁ、俺は小古曽と一緒にいたほうが楽しいからな。」
「そういってくれて嬉しいけど…やっぱり僕、邪魔だったかな…」
「そんなわけないだろ。今回はちゃんと誘いを断れなかった俺が悪い。ごめんな」
「そっそんな!謝らなくていいよ!」
「そうか…優しいな…小古曽は。ありがとうな 」
俺は疲れからなのか気づいたら小古曽を抱き締めていた。
「っふっ富士くん!?」
「ごめん。ちょっとこのまま。」
今日は俺の都合で二人でデートできなかった挙げ句、俺の用事にも巻き込んでしまった。あんなに仕事を頑張っていたのに、全然疲れを癒してあげれてねぇ。俺の堪忍袋の緒が切れて狐の恋愛を、そして小古曽とのデートのためにも…あの女をどうにかするしかない。
「ふぅ。ありがとな。小古曽。ちょっと落ち着いた。」
「なっ、なら良かったよ…」
「小古曽…ちょっと手伝ってくれねぇか?」
「えっ、僕ができることならなんでもやるけど…」
「っ、まじでありがとうな。」
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