テラーノベル
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⚠︎イギフラ?フライギ?監禁&死ネタです!
フランス🇫🇷
イギリス🇬🇧
アメリカ🇺🇸
🇬🇧「全部貴方のせいですよ」
これが、自分の本音だった。
目の前で何回も何回も…
🇬🇧「もう疲れたんですよ…私。貴方を守るのが」
🇫🇷「どういうこと?」
どうせ信じてくれない。わかってくれない。
いや、話してもフランスは分かっていないから無駄だ。
🇫🇷「…イギリス?本当にどうしたの?怖いよ」
絶対に、今回こそは失敗しないように閉じ込めなくては。
🇫🇷「イギリスっ!なんでそんな怖いもの持ってるの?」
🇬🇧「貴方を逃がしては、ダメだからです」
🇫🇷「何するの…?」
ガタガタと身体を震わしている。とても、可哀想だ。
もし、私が今ここで助けなかったらどうなるかを分かっていないのに。
🇫🇷「い、いや…来ないでよ」
🇬🇧「なんでそんなことを言うんです?私は、貴方を守ろうと」
🇫🇷「いやっ!来ないで!」
フランスが私の家から飛び出る。
🇬🇧「待ってください!そこを通ったら…ーー!」
グシャ
何回も聞いたこの音。
看板が地面に着くまでの風を切る音と、その重い看板が丁度フランスに落ちる音。
🇬🇧「まただっ…!失敗したっ…!!」
ガクンッ
飛び起きる。
また、失敗したことを実感させられる。
目の前で、好きな人が何回も何回も死ぬ場面を見せられる。
その度に、私はぐちゃぐちゃになったフランスの死体を見ることになる。
監禁してしまえば、助かる。
だけど、そう簡単にはフランスを上手く扱えない。
何度も、監禁しようとしたら逃げられもう数えるのをやめた。
行けないことが、頭によぎる。
助けられないのなら、私が死んでしまえば?
この地獄から抜け出せない。
私が死んでしまえば、私も楽になれてフランスも死ななくて一石二鳥なのでは…?
私が死んでも、悲しむ国なんていないでしょうし。
🇬🇧「ふぅ…」
足がガクガクと震える。
自殺…
🇫🇷「あっ!やっといたよぉ!」
今、1番聞きたくなくてうるさい声。
その声を聞いてしまったら、まだ生きていたいと思ってしまう。
🇫🇷「こんなとこで何してんの?」
私は、クルッと振り返る。
🇫🇷「イギリス?泣いてるの?」
私は、もう貴方に会えなくなる悲しさと貴方に会えた安心で泣いてしまった。
🇫🇷「ほら?ここおいで…」
フランスが腕を広げる。
行きたかった。ただただ、その暖かい胸に飛び込みたかった。
だけど、私が飛び込んだのは海だった。
🇬🇧「フランス、愛しています」
🇫🇷「はっ?ちょっと待ってっ!」
私の身体が落ちていく中、フランスが手を伸ばす。
私の手には、フランスの暖かい涙が当たった。
バシャン
そうして私は、意識を手放した。
***
???「…父!親父!」
まだ寝ていたい。
この声、どこかでーー
???「起きたっ!親父が起きたっ!!」
🇬🇧「ア…アメリカ…?」
🇺🇸「そうだよ!えっと、ナースコール!!」
私は、死んだのでは…?
🇬🇧「アメリカっ!!!今日は何日ですか!?」
今まで出したことがないような程の声で私は叫んだ。
🇺🇸「ビクッきょ、今日は、〇月〇日だよ…」
ループの日から、1週間も経っている
🇬🇧「じゃあ、フランスは!?」
🇺🇸「…………えっと……」
アメリカが、黙る。
昔から勘のいい私は分かっていたが、信じたくなかった。
でもまだ、死んだと決まっていないのだから。
🇺🇸「フランスは…死んdーー」
🇬🇧「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ」
🇺🇸「親父っ…親父っ!」
アメリカに肩を揺さぶられる。
🇬🇧「出ていって下さい…1人にさせて下さい」
アメリカは、何か言いかけたが黙って部屋を出ていく。
後日
フランスの死は溺死だったようだ。
海に飛び込んだ私を助けるために、自ら飛び込み私を岸まで運んでくれた。
目撃者が、来た時までは生きていたらしい。
私が、最後まで1人にならないように人が来るまで待っていてくれたのかもしれない。
🇬🇧「う”ぅ…お”えっ」
吐き気が止まらない。
でも、何も食べてないから口から出てくるのは胃液だけ。
🇬🇧「じゃぁ、じゃあ…フランスが死んだのは」
「全部私のせいで…」
終わり!急に思い浮かんだから雑です!
あと、pixiv始めました!小説投稿です。
pixivの方では、甘々などを書く予定です!
pixiv名は、「なめなめくじ」です!
ではまた!
コメント
7件
pixiv始めたんですね! 頑張ってください💪
pixivってアカ名なんでしょうか、、、? 探して見たけどそれっぽいのがなくて、、、