テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
オーター「はぁ…。昼休憩おわった。ライオさんいないし,早く仕事済ませよ!」
俺,オーター・マドルは昼飯を食べてきたばかり。すると
薬を作った少女「すみませ〜ん。誰かいませんか?新しい薬できたので,それが何の効果か知りたいのですけれど。」
オーター「はぁ…。俺,空いていますよ?まぁ,一応仕事は残っていますけれど。」
薬を作った少女「ほ,本当にいいんですか?」
オーター「はい。」
薬を作った少女「ではお願いします。ちなみに効果は1時間なので,すぐだと思います。」
というわけで,謎の薬を渡された。
オーター「これってどうやって飲むんだ?」
薬を作った少女「溶かして,かき混ぜてください。」
オーター「はい。できました。」
薬を作った少女「お願いします。……私は,お昼あがりますね。」
ごくっ!ごくっ!
なんだこれ?味がしてない。凄いな。
オーター「ん?なんか眠くなってきt……」
すうすうすうっ。
──────────────────────
俺,レイン・エイムズは昼休憩しながら仕事を終わらせた。
レイン「後は,資料を届けるだけだ!今日は早く帰ろう。」
─────────五分後──────────
レイン「はぁ。資料多すぎて結構かかった。」
─────────歩いて…─────────
レイン「あれ?こんなところにうさぎなんかいたっけ?」でも,なんか可愛い!早く資料届けて,お世話しよ!
コンコン
レイン「失礼します。資料です。」
し〜ん
レイン「誰もいないか。まあいいや。ライオさんの机の上に置いておこう。」
……………………。あのさっきのうさぎの名前をつけよっかな?【うさぎ】の【ぎ】をとって【うさ】とか?
まあいいや。それで。
………まだ寝てる。人参持ってくるか。
たたたっ
サッ
たたたっ
レイン「おい。人参持ってきたぞ。起きろ。」
うさ(?)「きゅ〜。」
レイン「可愛いなぁ〜。」
よしよし
もふもふだっ!気持ちよすぎる!癒やされた〜。ライオさんのいつも通りの雑用に最近ストレス溜まっていたからな。俺,眠くなってきた。寝ようかな。
──────────────────────
私,ツララ・ヘイルストーンは外でティータイムを楽しんでいた。
ツララ「もうそろそろ入ろうかな?」
あれれ?
誰かいるのかな?
レイン「おい。人参持ってきたぞ。」
うさぎ「きゅ〜。」
レイン「可愛いなぁ〜。」
えっ?なにこれ?嘘でしょ?うさぎ好きだったっけ?レインって。……もしかして!あれって薬を作っていた女の子のやつに飲まされた?それが……うさぎ化?……あれ!オーターさんだよ!絶対!
…あれ?今度は話し声?
ライオ「うんうん。それで?」
レナトス「で,あぁで。こうで〜。」
ソフィナ「えっ?嘘!やばっ!」
一方
アギト「ほ〜れほれ。」
カルド「僕にくださ〜い。蜂蜜〜!」
アギト「図々しい。もう冷めた。はい。ど〜ぞ。」
カルド「ありがとう。……嘘!これ高いやつ!凄!」
……どいつもこいつもチャラけてるわ。
ライオ「あれ?こんなところにうさぎ?それを抱えているレイン?マジか!」
アギト「えっ?うさぎ?俺,最後に出た時はいなかったよ?」
ライオ「………ツララ!お前知っているか?」
ツララ「……知らないけれど,昨日から一睡もしていない,薬を作っている女の子がいたんだけど,その子が
オーターさんに薬を飲ませた?実験台にした?
のか知りませんけれど,まあそんな感じだと思います。」
ライオ「なんかまとまってないな。……まぁとにかく,あのうさぎってオーターなのか?」
ツララ「そうみたいだけど,眼鏡どこやったんだろ?」
ライオ「詳細はどうでもいい!それよりレインを起こさないと!」
レナトス「そんなことしなくてもよくねえか?」
ライオ「なんで?」
ソフィナ「このままにしたら面白そうだからとか?」
レナトス「正解!」
ライオ「確かにな!w」
いや,悪ふざけ駄目だって!
でも!なんか楽しそう😏
カルド「効果っていつまでですか?」
アギト「俺も聞こうと思っていたのに!先を越された!」
カルド「あ,は,は?」
ツララ「…1時間ぐらいだと思う。今は何分経っているんだr……えっ!59分!?後ちょっとじゃん!」
レナトス「隠れるぞ!」
ライオ「おお!皆逃げろ!後,ツララは時間報告して!残り五秒ぐらいになったらだけど。カルドはあれを!」かなり早口で喋っているライオさん,はじめてみた。
カルド「はいッ!!」
ツララ「了解!」
45秒経過!
ツララ「後,約15秒!」
後,10秒
ツララ「9,8,7,6,5,4,3,2,1…」
オーター「ふぁぁぁぁぁあ!おはy…は?レイン?」
レイン「ん?うさは?どこだy……えっ!?オーターさん?
やばっ!えっ?うさは?」
オーター「【うさ】とは?」
レイン「うさぎ。」
オーター「………もしかして,俺かも。」
レイン「えっ?……はあ?マジですか。すみません。」
薬を作った少女「ふふっ!うまく騙されたね。砂の神格者,オーターさん。」
ツララ「…あなたね?うさぎ化の薬を作ったのは!」
オーター「えっ?ツララ?」
ライオ「そんな馬鹿なことをした君に,選択肢をやろう。ここで殺されるか,捕まるか,拷問か。」
薬を作った少女「答えるわけないでしょ!」
ソフィナ「じゃあ。答えないってことね。命と寿命を削って誓いなさい。今回は許すけど……w」
ピーポーピーポー
薬を作った少女「サッ!!サイレン?嘘?」
カルド「これでいいですよね?」
ライオ「ナイスッ!!」
ツララ「はぁ〜。よかった。蜂蜜あとであげるね。」
カルド「やった〜。」
オーター「で?俺をなんで実験台にさせようとした?」
薬を作った少女「……だって,この前のパーティーのやつ,メールで,誘ったのに即答で削除されたし,話しかけようとしても【ライオさん】ばかり呼ぶ。だったら『研究で振り向いてもらって……削除した仕返しにいいかな』って思ったから!そんだけよ。さようなら。神格者様達。」
その後女の子は捕まった。
オーター「ツララとカルド!ナイス!その……今回はありがとう。」
ライオ「俺も混ぜろ〜!!」
ソフィナ「私も〜。」
レナトス「えっ?【俺も〜。】って言った方が良い系?」
アギト「そうだよ。そこは空気を読んでおけ!
……俺も〜。」
レナトス「ぁぁ…俺も〜。」
カルド&ツララ「……?」なんなんこれ!まじ面白い!
まぁとにかく,私のおかげ(?)でなんとかなったそうです。
終わり
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!