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深紅町。
そこは「呪われた地」と長年言い伝えられてきた。
ただ「呪われている」のではない。
明らかにおかしいのだ。
約1000年前、とある一族が一日にして虐殺された「真弓一家連続殺人事件」。
そこから殺人事件や交通事故、強盗致死が相次いだ。
そんな場所に今日から俺、蒼井奏汰(あおいかなた)は警察官として派遣された。
「お疲れ様です。蒼井さん。」
大量の書類という書類に追い込まれていた俺に誰かが声をかけた。
彼は須和涼(すわりょう)。
「、、、お前もこの書類を?」
「ええ、そうですよ。手伝えと上がうるさいので、
こちら私がやっておきますね」
「すまないな」
そう言い、山積みの書類に向かった。
にしても奇妙な事件が多い。
孤独死、死因不明の変死体、大量の子供達の失踪、
誘拐、強盗致死。
どれも重度な犯罪ばかりだ。
書類も適当に済まし、パトロールの時間になった。
パトロールといっても特にすることはない。
ひったくりだとかひき逃げはそうそうこの街では起こらないのだ。
一応形はパトロール、という感じでするのがここの街らしい。
警察官がそれでいいのだろうか。
「お兄さん!」
ふと振り返ると10歳頃に見える少女がこちらを見ていた。
「こんにちは。どうしたのかな?」
少女は嬉しそうにして、
「お兄さんに私の家に伝わってる塩教えてあげる!ほら、こっち来て!」
と言った。
何かは検討もつかないが、
とりあえずついて行くことにした。
「、、、遅い、遅すぎますよ先輩、、、!」
私、は独り言を呟いていた。
「須和、蒼井はまだここを出てから10分ほどしか経ってないぞ」
「にしても遅すぎません!?」
「そんなんだから上司に嫌われるんですよ?
反省してください、中山さん!」
「、、、そんなに興奮すんな、確かにあいつ、いつもは5分ぐらいで
帰ってくるけどな」
このひと、中山廉(なかやまれん)は私の先輩。
よくうるさい。
「そんなに心配なら探しに行くか?」
そんなの一択しかない。
「勿論です」
「ここの辺りのはずなんだがな」
そこは例の真弓一家事件の家の近く。
蒼井先輩はいつもこの辺りをパトロールしていた。
「いませんね」
ザクッザクッっと普通だと耳にしない音が聞こえた。
「、、、!?」
「なあお嬢ちゃん、俺と同じ格好をしたお兄さん見なかったか?」
中山先輩は音に構わず、近くにいた少女に話しかけていた。
「?なあに?お兄さんなら見たよ」
「、、、!先輩!」
音の先には血塗れになった蒼井先輩がいた。
少女は少し不気味な笑みを浮かべ、言った。
「お兄さんにもお家に伝わってる塩教えてあげるよ」
(1112字)
最後まで御覧いただきありがとうございます
ここまで読んてくださったかは知りませんが、、、、
一応解説的な何かをお伝えします(読まなくてもいいよ)
「お兄さんにもお家に伝わってる塩教えてあげるよ」
この“塩”は「死を」という意味です。
にしても少女ってすごいですね
警察官を殺害できるってそうそういないですし、、
最初に登場した「真弓一家連続殺人事件」の現場の近くで蒼井は
殺されてます、蒼井に危機感はないのですかね()
まだまだ書きたいことはたくさんありますが、
この辺りで失礼します最後まで読んでいただきありがとうございました