テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
wki視点
「俺のこと、知ってくれてるの?」
「えっ、え!?!!も、motokiなんですか!?」
「うん、motoki。大森元貴。」
大森、元貴、motoki、、
そういえば、名字しか教えてもらって無かった、
俺が憧れた、motoki、あの時人生を変えてくれたあのmotoki、?
「俺、昔から大好きで、よくコピーもしてて、」
「、、あ、
もしかして、ひろひろチャンネルの?」
「っ!!」
知られてんの、、!?
「曲出す度コピーしてくれてたよね、あれ嬉しくて、いつも待ってた」
若井滉斗のひろひろか~、と嬉しそうに微笑む大森さん
「いつか会えたらなと思ってて、まさかこんな所で会えるなんて、」
「そんな謙遜しないで、歳いくつ?」
「じゅ、19ですけど、」
「え、一緒じゃん」
「え゛!??」
同い年、、?!
「だから、固くならないで。よろしくね、若井。」
大森さんはそう言ってローテーブルに置いてある、もう冷えてしまった煮物に目線を落とした
「あ、食べるの忘れてた」
空になった鍋をシンクに置き、息を吐いた。
あのmotokiが、引越し先の隣人で、自分のことも知っててくれてて、、
自分がmotokiであることをあまり人に話してないのかな
だとしたら、
なんか、特別みたくて
「ただいま~」
マンションの近場で見つけたバイト先から一目散に帰り、ギターの練習のためにスタジオに行き、帰ってきたのは日付が越えるくらいになってしまった。
電気をつけると殺風景な部屋。一人暮らしってそんなもんなんだろうけど、やっぱり寂しい。
「あ、おかえり、若井。どうぞ入って」
「ごめん、いつも夜遅くに」
「いいよ、俺もまだ起きてたし」
若井と話すの楽しいし、と微笑む元貴。
元貴は大体夜寝つけないことが多いらしく、製作やゲームをしているらしい。
そこに漬け込んで、のうのうとお邪魔する俺。だいぶ良くないとはわかってても、つい安心を求めてしまう。
ソファーでくつろぎながらスマホを見つめる元貴の横顔に目線が行く。
「っふふ、なに笑」
画面を見ていた瞳が急に俺に向けられて心臓が跳ねる。
「よく俺のこと見てくるからさ、なんか気になる?」
「や、別に!?ごめん、気反らしちゃって」
「、、ふーん、」
またスマホに目線を戻し、スクロールしたかと思うと、頭を上げてまたこちらを見た
「な、なんかあった?」
「んー、」
ソファーから立ち上がり、ラグに座っていた俺の隣に腰を下ろした。
「なんか、寂しそう。」
コメント
1件
あの...私mwさんが作る作品が好きなりました!これからも頑張って下さい\(*⌒0⌒)♪