彰人がΩだった。俺と同じだ。
「っ、」
俺は彰人に恋をしている。
彰人がΩ、俺にとっては悲報以外の何物でもない。彰人の番にもなれないし相棒の肩書きでしか俺は彰人の隣に立てない。ということだ。
彰人と番うことは夢のままになってしまう。本当はそんなこと避けたいに決まっている。運命の残酷さに悲しくなる。
心の何処かにあった期待は一瞬で粉々だ。
でも彰人のΩなことで分かることが1つだけある。彰人はヒートが軽いタイプだということだ。彰人からはΩ特有のフェロモンがほとんど感じられない。
一方の俺もいつも抑制剤を飲んでいるからバレるはずがない。
αらしい佇まいを意識して、
2人の兄や父のように厳格に
それで実際沢山の人を騙せていると思う。
ただ、1つ問題点がある。彰人にヒートが来たときのことだ。俺はαを偽っているわけなので、ヒートにあたったαを演じる必要がある。生憎俺は演技が苦手なのでそれができるか分からないし、性を偽っておいて何だがそうする覚悟はない。
どうしたものかと悩んでいたとき、着信音が部屋に響いた。
「…?彰人?」
俺は通話画面を開く。
「どうした彰人」
『とう、や…、はぁ、はぁ、』
電話に応答すると、呼吸を荒くした彰人の声がした。
「!?、彰人!?ひ、ヒートなのか、?」
落ち着け、冷静に、冷静に、、、。
『はぁ、はぁ、』
「ど、どうすれば、」
自分が覚悟のないαを偽った人間だということも忘れて気が付けば俺は走って彰人の家に向かっていた。
外は土砂降りだ。嫌な予感さえ普通ならするような。でも俺は傘さえも差さずに彰人の家に走っていく。
「はぁ、はぁ、急がなくては」
今日ほど自分を悔いたことはない。足が重い。彰人のヒートの予兆に気付けなかった。
そうこうして走っているうちに東雲と書いてある表札の前まで来た。
インターフォンを押す。すると、彰人の親御さんが出てきた。親御さんは彰人のヒートを知っているのだろう。俺を彰人の部屋まで案内してくれた。
俺は彰人の部屋のドアをノックする。
「彰人!!」
「はぁ、はぁ、」
「大丈夫か?っ///俺がっ、」
つい3秒前まで忘れていたαの演技を再開する。我ながら上出来だと思う。…にしても彰人のヒートは何かが違う。
何が違う…?何かを感じない、おかしい。
そう思いながらも彰人を押し倒した。まるでラットを起こしたαのように。
でも彰人の反応は想像とちがった。欲情じゃなくて、ただ勝利を確信したような笑みを浮かべた。
なんだ、この違和感は、
「冬弥、」
「なんd、あ!?」
次の瞬間俺は天井を見上げていた。
♡500~
すっごいむずかしい。(馬鹿?)
そういえば非常にどーでもいい雑談、こないだ色々あって病院行ったらさ、待合のとこにおっちゃんがいて、そのおっちゃんなんか無限におならしててw受付の人ちょっと焦ってたw
なんか
「最近おならめっちゃ出ますねん!!」
って言いながらおならしてて心のなかでちょっとわらったwww
そしたらおかーさんが、「あの人肛門ゆるすぎやろ」って小声で言ってて、ぶっ倒れたwwwwwwwww
まじでどうでもいいけどくそおもろかったwwwwww
じゃw
コメント
2件
続きが楽しみ🎵 おじちゃんw大丈夫か?w変なものでも食べたんかな?www