「ふぅー。ただいまぁー」
「おかえり結奈ちゃん」
「ただいまです。めぐるさん」
「ご飯もう食べる?」
「はい!ありがとうございます」
「みんなは?」
「あー。しゅんくんと蓮くん真昼は殲滅部隊の仕事で、凪斗くんと朱音は買い物行ってるよ」
「じゃあわたしも食べるわねわね」
「いただきます」
私とめぐるさんは箸を進める。
めぐるさんの料理は日に日に美味 し くなってるような気がする。
「あ、めぐるさん。私明日お墓参り行くんでお願いします」
「わかりました。」
数分後。
「ご馳走様でした。」
「お風呂行ってね」
「はい!」
私は部屋に荷物を取りに行った。
(ん?何この圧力。まさか封印が解けた?だとしたらみんなが危ない!)
「めぐるさん!」
リビングに行くとめぐるさんが倒れていた。
「大丈夫ですか?めぐるさん! 」
良かった。意識を失っているだけだ。
私はめぐるさんをソファーに乗せて外に出た。
(なにこれ)
外には見たくもない光景が広がっていた。
街の人達が意識を失って倒れているのだ。
(早く本部に行こう)
私が移動している間も道路や道に立っている人は居なかった。
まるで時間が止まったように。
本部に着くと主にD~Cランクの団員の意識がなかった。
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