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「みんな大丈夫??!」
「本部長!Bランクからの能力者は無事です。」
(やばいな、さっきより圧力が増している。まさか、近くに居る)
「総員に伝達。五分以内にガレージへ避難。避難完了次第使えるものだけでいいからシールドを貼って!」
「了解」
本部内にアナンスがループして流れる。
蓮たちは?隊長と朱音ちゃんも!
ブルルル
「隊長!今どこです?」
「今道路に」
「わかりました。本部の裏口からガレージに避難してください。朱音ちゃんは大丈夫ですか?」
「ああ、気を失ってるだけだ。」
「わかりました。一応戦闘準備してきてください。ここ一体圧力やばいんで」
「わかった。すぐに向かう。」
もう夜ってこともあって空気が冷えてきた。
「そこにU字溝あるよね?」
「はい。」
「冷えてきたから火をつけるよ」
「了解しました。」
「私は周囲を見回ってくる」
「了解しました。」
(さすがにこれだけ集まったら大丈夫のはず)
私は本部の周りを歩いた。
裏口付近に着くと隊長がいた。
「隊長!無事ですか?」
「ああ、」
「早めに行った方がいいです」
「わかった。」
「私も行きます。」
「助かる」
私と隊長は警戒をしながらガレージに向かう。
「父さん!」
いたのは優斗だった。近くには真昼さんに蓮もいた。
「みんな!」
「ちょっと朱音ちゃん見てて、しゅんは?」
「そこら辺見てる。」
「わかった。蓮ちょっときて行くよ」
「リョーカイ」
ドンッ!
(やばいなしゅんが戦ってるのかも)
「しゅん!」
「待って、あれって俺らがやった黒鬼か?」
「!そう言うこと…」
「蓮はしゅんとガレージに退避。ガレージから真昼さん連れてきて。」
「わかった。死ぬなよ」
「じゃあ作戦開始と行こうか」