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fwak
ak『』
fw「」
その他〈〉
どこに行けって言うんだよ
しかも、風邪引いてる人にさ
『いま何時…?』
スマホの明かりをつける
ポタポタと水滴が髪をつたって画面におちる
傘は昨日貸したから代わりがなかった
だからいまは大雨の中傘をささずにずっと立ちっぱだ
そろそろ足も痛いし
何より頭がくらくらしてくる
『はぁ…』
ため息が漏れる
でも、そんなものも雨の音にかき消される…
静かで、ずっと孤独のような…ずっと俺が家の中で味わってきた感覚とそっくりで…
なんだか心地よくて、瞳を閉じた
不意に雨が何かによってさえぎられた
驚いて目を開ける
「やっと見つけた…」
そこにいたのはあの時傘を貸した男の人だ
『…え?』
「いや~ずっと探してたんやで?傘返したくてさ」
『いや、別にそんな…』
ん?ずっとって…
「まぁ朝からここら辺ぐるぐるまわっとったら会えるかなーとか思ってたけど…ほんとうに見つかってよかったわ~!」
彼はそういいながら笑っていた
「その…ごめんな」
『え、いや…』
急に真剣な顔で謝ってくる彼に少し驚いた
『別に、大したことじゃないですし…お気になさらず…』
「でも、濡れとるやん」
『ちょっと雨にうたれたい気分で…』
バカか俺は
とっさについた嘘にもほどがあるだろ
どうしようかと黙り込んでしまった
やば…恥ず…
「ふッ… 」
「はッははッw 」
突然笑いだした彼におかしくなったんじゃないかと心配になる
「雨にうたれたい気分ってwどんな気分やの?」
『いや~…その…』
「面白いな~!俺不破湊!君は?」
なんかさらっと自己紹介してるし
『あ…さ、三枝明那…です』
「ええ名前やな~!じゃよろしくなあきな!」
『あ…はい』
急に呼び捨て!?なれないな…
滅多に名前なんて呼ばれたことないし…
まぁ、嬉しい…かも?
「ていうか、ほんとここでなにしてんの?」
『え』
あ、忘れてた
…正直に言うか?
いやでも、親に追い出されたなんてあまり親しくない人とは…
やばい、そろそろきつくなってきた
頭が…
『…ッ』
「………俺の家こん?」