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私は好きな人がいます。
好きな人は私の手には届きません。
なぜならその人はもう、空の天の上に行きました。その人はとても優しくてよく私と他愛もない話をし、よく相談事など聞いてくれます。
その人を“彼”といいましょう。
彼も同じく好きな人がいました。
よく話をし、優しいと聞きました。
私は彼の好きな人がわかりませんでした。
彼の日記を見るまでは…
私は彼の母親から日記を渡されました。
一枚一枚丁寧に目で読み、捲りました。
思わず私は涙をぽたぽたと流しました。
日記を読み終わり、私はふと笑った。