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登場人物
【夏目日向(なつめ ひなた)】
性別:男
性格:陽キャラで少しドジなところがあるが、やる時はやる。
年齡:12歲(6年生)
第一人称:俺
第二人称:__、__さん
好きな相手:四季
四季の恋を手伝うことを決意。
【水野四季(みずのしき)】
性別:女
性格:普段は穏やかだが、情熱的なところもある。
年齢:12歳(6年生)
第一人称:私
第二人称:__さん(__)
好きな相手:豊
周りからは特にモテていて、秋斗と同じくらいの人気を誇っているが、秋斗とはまた違う人気。
【冬川豊(ふゆかわゆたか)】
性別:男
性格:クールで勉強上手、そして何より優しい。 しかし素直になれなくて、毒を吐くようなことをしてしまう一面も。
年齡:12歲(6年生)
第一人称:僕
第二人称:__さん、__
好きな相手:蜜奇
明るげな蜜奇に憧れて気になるように。
【春原蜜奇(はるはらみつき)】
性別:女
性格:責任感ある明るげな人気者。
笑顔は絶やさなく元気。
年齢:12歳(6年生)
第一人称:私
第二人称:__ちゃん、__くん、__っち
好きな相手:秋斗
何か抱えているようで……?
【緑川秋斗(みどりかわあきと)】
性別:男
性格:人気者でとても明るく面白い人。
勘も鋭い。
年齢:12歳(6年生)
第一人称:俺
第二人称: __さんとずっと思っている為、朝日とは少し仲が悪い。
好きな相手:蜜奇
勘が鋭く、蜜奇が何かえていると気づいていた。
【藤森月夜(ふじもりつきよ)】
性別:男
性格:普段は大人しいく、大体の人(特に女子)には塩対応であまり笑わない。
女子から人気を誇っているが、正直真昼にしか興味なし。
真昼の前ではよく笑う。
年齢:12歳(6年生)
第一人称:僕
第二人称:__ちゃん、__くん
好きな相手:真昼
山乃崎学園屈指のイケメンと呼ばれる。
朝日と双子の兄弟(弟)
真昼を独り占めしたいとずっと思っている為、朝日とは少し仲が悪い。
【藤森朝日(ふじもりあさひ)】
性別:男
性格:明るく、みんなに笑顔を振りまく親しみやすい人。
真昼には特にで、甘えん坊になったり甘くなったりする。
しかし真昼を守りたい一心で、女子の前ではくっつかないし、真昼の話はしない。
年齢:12歳(6年生)
第一人称:僕
第二人称:__ちゃん、__くん
山乃崎学園屈指のイケメンと呼ばれる。
月夜と双子の兄弟(兄)
月夜と同様、真昼を独り占めしようとずっと思っている為、月夜とは少し仲が悪い。
【山吹真昼(やまぶき まひる)】
性別:女
性格: いつもキラキラしている藤森兄弟に憧れ、気になる様に。
いつも笑顔を絶やさず元気に振る舞う。
でもその笑顔には裏があって…
年齢:12歳(6年生)
第一人称:私
第二人称:__さん
好きな相手:月夜・朝日
藤森兄弟と幼馴染。
好きな人が2人できてしまったことで、周りから”2股者”と虐められている。
〔Prologue〕
「おはよう?」
太陽がジリジリと突き刺すような朝、俺は四季と学校へ行く。
俺と四季の家は近所で、幼馴染でもある。
前からそうやっていつも一緒だったけど、今は特に俺にとってそれはとても幸せなひと時だ。
何だって俺は四季のことが好きだから。
ただ他愛もない話をして学校に行く、それだけで十分だった。
今日も昨日と同じように、と思っていた。
それは四季のたった一言で変わったのだった。
「ねぇ……… 夏目さん……放課後会えませんか…?」
「えっ」
学校の目の前で、放課後の話。
いきなりすぎてびっくりした。
「む、無理ならいいんですけどっ…」
「いやいやいや、ダイジョブ… アイテル」
「そ、それではまた放課後一!」
(放課後….かぁ…)
放課後が待ちどうしくなっていたが、何だか嫌な予感がしたのか背筋に冷たいものが走った。
・・・
「なに、なにかあった?」
「えっ」
一限目が終わった後の5分間休み、後ろから話しかけられた。
冬川だ。
「いや、夏目元気なさそうだし、なんかあったんかなって思って…」
「冬川…!」
(冬川が俺の心配を…!)
「…ん?」
「いやあああああああ!ん!?なになになに?」
「し、四季に呼ばれた…」
「ふ、ふーん、良かったじゃん」
「むり死ぬ」
「そんなんで死ぬわけないだろ」
(た、確かに…)
「じゃあ、どうやったらお前みたいにまともになれるの~!」
「お前は十分まともだろ」
「っ!?」
「お、おい…すり寄るな」
「ありがどう〜」
「あぁあぁ、泣くな泣くな…」
「泣いてないし」
「はぁ……それならいいんだけどさ、まぁ、頑張れ」
「お、おお…」
冬川はやっぱり優しい。
羨ましくて、席に戻る冬川の背中を俺はじっと見つめていた。
・・・
放課後、俺はちっちゃい頃から遊んでた南口公園に呼ばれた。
(こ、これって告白!?)
心臓がうるさいほどに鼓動していて、音が漏れそうだった。
「あ、いた、日向、待たせた?」
そう、2人きりになると四季は“日向”呼びになる。
「い、いや?」
(無理っ………頭真っ白になるって!)
四季が少し黙ると、辺りに緊張が走った気がしてならなかった。
「私さ……」
「っ…」
ー実は、豊さんが…好きなんだよねー
「えっ…」
俺はしばらく何も言えなかった。
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