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また、あのチョコを食べたい…。
【里津】(あ…龍星だ…)
龍星にはいろんな噂が流れている。
・女との性行為を行っている
・クラブや風俗に行っている
・マフィアと関わりを持っている
・暴走族の頭 etc
【里津】(しょーもな…ん?少し聞こえる…)
「私と付き合ってください!」
【龍星】「ごめん…普通に無理(笑)」
「最低っ!(泣)」バシンッ
【里津】「うっわ…いたそう…あ…目が…」
龍星が目線に気付いたのかこっちに目線を送る。
【里津】「あっぶね…」
【優】「里津〜!何してんだ?お前」
【里津】「え?あ…いやっ!なんでも、てか何の用?」
【龍星】「…」
昼休みが終わり、龍星が教室から戻り席に座る。
いつもより大人しくも感じるが気の所為なのだろうか…。
キーンコーンカーンコーン
【先生】「はい、号令」
起立!礼!着席!
【龍星】「君…名前は?」
【里津】「なんで…?」
【龍星】「ん〜…なんとなく」
彼は頬杖をついてニカッとイタズラ風に笑う
【里津】「里津(りつ)…」
【龍星】「ん…里津、君さ…入学式の時聞いてたでしょ?あと、ついさっきの告白も」
【里津】「なんのことかな…?」
【龍星】「へぇ…ねぇ」
彼は唐突に里津の手を握る。
【龍星】「君のこともっと知りたいかも」
【里津】「はっ…?ちょ…手を離せよっ!/////」
【龍星】「しーっ、先生に怒られるでしょ〜」
その様子を先生は気づいてはいないがとある一人は二人の様子をずっと見ていた。
【里津】「うるせえ!離せっ!/////」
【龍星】「も〜…素直じゃないんだから」
彼は口にチョコを入れ始めて顔を近づける
【里津】「おい、授業中だぞ…」
チュッ♡
【里津】「…!?////」
チュックチュ
【里津】「ん…んっ////」
【龍星】「ぷはっ…どうだった?」
【里津】「どうだったじゃねえよ!授業中だって言ってんだろ!/////」
【龍星】「授業中じゃなけりゃあいいの…?」
【里津】「ちがっ…!////」
彼は里津の顔を見て優しく微笑む
【龍星】「かわいい」
彼は手を握る力を強め授業終わるまで一切離そうとしなかった。
キーンコーンカーンコーン
【里津】「終わった…(また…甘かった…)」
【優】「里津、お前…龍星と出来てんのか?」
里津の友人の優は授業で彼と里津の様子を見ていた。
里津は徐々に顔を青ざめる
【里津】「ち…ちがっ!アイツが勝手に!」
【優】「言い逃れできねぇよ?」
そのまま優は離れていき里津に近づこうともしなかった。
里津から優に近づくことはあったが優が離れて距離を取ろうとしていた。
【里津】(どうしよう…このまま話せないのはきちいな…)
【龍星】「里津?どうしたん?」
【里津】「どうしたもこうも、お前のせいだよ…お前のせいで優が話してくれねえよ…」
どうしたらいいのかもわからなかった。LINEしても既読にすらならない。
【龍星】「里津のことが好きなんじゃない?」
【里津】「は…?ちょっ…待てよ」
彼は真剣な顔で里津を見つめる。