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kn×shk
カタカタカタ…
別室からキーボードを叩く音が聞こえる。かれこれこの音を聴き続けて5時間が過ぎてる。途中まで俺も別の編集してたけど、shkはまだ続けていた。
kn「あいつ、、、飯も食わない気だな。」
俺は立ち上がり簡単な物だが2人分のご飯を作る。きっとこの音さえもshkは聞こえていないのだろう。
ご飯が出来上がりshkの部屋へ持っていく。ノックをするが返事はない…。仕方がないのでそのまま扉を開ける。
kn「、、、shk?」
カタカタカタ……
kn「shkっ!」
sh「うぉっ!?ビックリしたぁ!なんだよっ!」
kn「これ、食べなよ。」
sh「え、作ってくれたの?有難う、そこに置いといてく、、、っ!?」
まだ編集を続けようとするshkを俺は無理矢理抱きしめる。その反動でshkの着けていたヘッドフォンが床に落ちる。
sh「あっぶなっ!、、、、、、kn?」
sh「あのさ、無理すんなって。頼むから、ちゃんと休憩とかして。」
sh「ごめん、、、心配させるつもりじゃなかったんだけど、、、」
kn「、、、じゃぁ、一緒にご飯食べてくれたら許す!」
sh「ん、、、食べる。」
腕の中で素直に頷く彼から小さく腹の虫の音が聞こえる。無言で俺とshkは顔を見合わせる。
kn&sh「、、、ぷっ!あはははっ!」
kn「本当、体は正直だよな。」
sh「悪かったな、、、。」
kn「反省してくださーい。そして俺にも感謝してくださーい。」
sh「なんだよ、それ(笑)、、、でも、、、」
背伸びをした彼の唇が俺の唇に触れる
sh「、、、感謝してる、有難う。」
小声で言う彼の耳は真っ赤で顔を隠すように俺にまた抱きついてくる。
抱き返すと背中にある彼の手が更に俺の服を掴むのがわかった。
心配させるような事したり、可愛い事したり、時には男らしい所もあったり、、、
こんな忙しい人、俺にしか対応できないだろ。と、優越感にひたりながらもう一度キスをした。
終わり