この作品はいかがでしたか?
110
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久しぶりです……!
たるとです!
短編で「行き場の失ったあの笑顔を 。」
というタイトルで、青赤を書きたいと思います、、
(転生前も後も、なんで青赤だけバットエンドなんだ……)
青赤です。
nmnm注意
ご本人様には関係ありません。
地雷さん、リアコさんは回れ!右!
それでも良い方はどうぞ!
青「」 赤『』
青side
俺は自分で言うが、極度のツンデレだと思う。
女には興味ねぇし。
※キャーキャーうるさいから
その割には最近ほんまに男なん??
と思うぐらい可愛ええ男がいるらしい。
その“可愛ええ男”とかくかくしかじかあって付き合うことになった。
ある夏休みの日のこと。
本当だったら楽しいはずの夏休み。
彼女は病気を持っていたらしい。
幸い、命には至らなかったが、もしもの事を考えると自分が✕にそうな気持ちになる。
『あ、青いたんだね!』
『心配かけてごめんね。』
『楽しいはずだったのに赤のせいで……』
「別にええよ。」
「今はそんな事より赤のことをいっぱい考えたい。」
『えっへへっ!!』
『赤だけの青だからね!』
そんな可愛いセリフを俺に言い放った。
返事はもちろんYES。
「もちろん。」
「俺も、俺だけの赤やからな。」
『そうだっ!赤が居なくなったとしても、青に元気を出してもらうためにアルバム作ろ!』
と彼女が縁起の悪いことを言った。
「何を縁起の悪いこと言ってるんよぉ…ッ泣」
『うぇぇ?!ごめん!!ごめんってー!笑』
「赤だからいいけどー!!」
『やったねー!笑』
なんてバカップルのような会話をずっとできると思ってた。
出会いとはいつか別れがあるものだと俺は悟った。
彼女の病気が悪化してしまった。
その時には感情なんてものはなくて。
ただ哀しくて…虚しくて、なんだか切ない気分だった。
「俺って馬鹿だよなー」
独り言のような言葉を顔が真っ白な彼女に言った。
前だったら…
『そんなことないよ!!』
『赤より頭良いもん!!✨』
『また勉強教えてよね!』
「そっか…wありがとな。」
でも今は違う…
答えてくれる相手がいない。
俺の彼女がいなくなってしまうのを考えただけで胸が苦しくなる…
「なぁ、お前っていつ目が覚めるんだよ……ッ」
「そろそろ……ッ目を覚ませよ……ッ泣」
植物状態だった彼女が奇跡的に目を覚ました。
『ムクリ』
「はぁ?!赤……!?」
『青はいつも優しいねぇー…泣 』
「なんで泣いてっ……」
なんで赤が……赤が泣いてるんだっ……
『赤はもう生きれないんだってッ泣』
「はっ??」
「流石に、嘘だよな?!泣」
「いつものドッキリだよなぁッ……泣」
『ごめんね……ッ(掠れ)』
「なんで赤が謝るんだよっ……」
『あっははっ……最期なんだから笑顔でさよならしようよ……っ』
「待って、じゃあ写真っ……」
「アルバムに入れるからっ……泣」
『うんっ……』
『まだしてたんだねっ!』
『はいチーズ!』
『ガハッ ゴホッ ゴホッ』
『あぁ、最後なんだ……っ泣』
『青っ……またねっ笑』
「赤っ……またな……笑」
行き場の失ったあの笑顔を 。
𝑭𝒊𝒏.
コメント
2件
初コメ&時差コメ失礼します!! 本当にお世辞なしで神作すぎます!! いつか、青赤のハッピーエンドも見てみたいです!!𓊆 ハピエン厨ですみません、 𓊇 これからも、応援しています!!