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司「改めて、獅子王司だ…司って呼んでもらって構わないよ」
千空「あ゛ー…この世界じゃ苗字をいっても意味ねぇよなぁ?
頭がまともな科学担当 千空と…頭が雑な体力担当 大樹。
それから…意外に何でもこなす ゆうだ」
大樹「頭が雑な大樹だ!よろしく!」
勢いよく司と握手を交わす大樹
『よろしく!司!
気になることは千空に聞くといいよ〜!私と大樹は答えらんないからねぇ〜…』
私も続いて司に挨拶した
司「そうなんだね…普段の食事は何を?」
千空「基本は山菜やキノコ、肉はたまに取れるくらいだな」
大樹「俺は最近肉をたらふく食う夢を見るぞ!!」
『食べれたらいいよねぇお肉…!考えると余計食べたくならない?』
大樹「もちろんなる!!」
『だよねぇ』
司「そうか…じゃあ、そんな生活も…うん、お終いだね」
司はそう言ったが、ほんとに” 終わり “だった
とにかく…凄かった(語彙力)
陸の動物は一蹴りで倒すし、
空の鳥は素手で捕まえるし、
海の魚は槍で一突き
司が言った通り、あっという間に” 不自由のない生活 “が整った
狩りが一段落し、司が捕ってきた魚をみんなで食べていた時__
千空「さ〜て、楽しいクイズの時間だ
科学文明にまず欲しいいちばん重要なもんはなんだ?
正解者は100億点な」
その問いに最初に答えたのは大樹
答えは「スマホ」…だけど、
石の世界には存在しないので不正解
千空は少し呆れた顔をしている
ワタシモイウトコロダッタ…アブナイ…!!!
次に答えたのは司
司「鉄かい?」
最もらしい答えに、私もつられてしまったが…
これも不正解
答えは” 炭酸カルシウム “らしい
『た、たんかるしうむ???』
千空「炭酸な、炭酸カルシウム」
司「石灰か…」
千空「あぁ、分かりやすく言うとグラウンドの白線引きだ」
大樹「つまり!その炭酸なんとかゲットのために!!体育倉庫を探すんだな?!」
千空「おー、それなー!体育倉庫な〜!!
あったらいいな゛ぁ゛!3700年後のこの世界にな゛ぁ゛!!」
『あ、そっかもうないのか』
千空「てめぇもかゆう…!」
溜息をついた千空は続けた
千空「デカブツ…てめぇのおヒゲのケアに大活躍してた貝殻だが、
あれをボッコボコに粉々にするだけで、その炭酸何とかの出来上がりだ」
大樹「よーし!体力担当、俺に任せろ!」
『意外と身近にあるんだねぇ…』
貝殻を拾いに走る大樹を見ながら、私はぽつりと呟いた
千空「炭酸カルシウムほどそそるもんはねぇ」
千空が言うには
” 4つ “重要な使い道があるらしい
1つ目は農業
2つ目は建築
3つ目は石鹸
そして、4つ目は…
千空「いや、3つだ
3つって言わなかったか?」
大樹が「4つ目は何か」と聞いた時に千空がそう言った
『?』
大樹「あれ?そうか?記憶も雑だな!俺は!」
そう言って笑い声をあげる大樹
…いや、4つだ
さすがの私でも覚えているのに __なんで……?
その日はもう夜遅く、
ひとつの疑問を胸に残したまま、私たちは眠りにつき
やがて、翌朝を迎えた
砂浜では、大樹が貝殻を沢山集めている
少し離れた場所で、千空と司が何やら話し込んでいるみたいだった
私は特にやることもなかったので
ただ一人、砂浜をぶらぶらと歩いていた
司「__…君もそう思わないか?千空」
どうやら、気づかないうちに司たちの所まで歩いてきたみたいだ…
岩陰から、そっと覗き込む
『っ、え…?』
その瞬間、息が止まった
司の足元には、砕かれた石像の” 頭部 “が転がっていた
その場で、足が竦んだ
司は、石像に手をかけたまま立っていて、
それを止めるように、千空が声で何か言っている
言葉の内容までは聞こえない
なのに__
司は、石像に手をかけたまま立っていて、
それを止めるように、千空が声で何か言っている
言葉の内容までは、まだ聞こえない
でも__
空気だけで、わかった
これは” 事故 “じゃない
間違いでもない
壊したんだ__
司は…
__わるいひと…?
大樹「お〜い!やったぞ千空!司!ゆう!」
『!』
大樹「たまってたぞ!洞窟の奇跡のみずが!
今度こそ杠を復活させられる!」
びくっと、肩が跳ねた
まるで深い水の底から、急に引き上げられたみたいに、
遠のいていた音と景色が一気に現実へ戻ってきた
戻ってきたのは、いいけど…
まだ少し胸の奥がざわついたままだ
司「…その奇跡の水ってのはなんだい?」
その言葉に、千空はふっと目を見開き、
首を鳴らしながら口角をつり上げ
千空「…クククッ、 ここでチンタラ ご丁寧に説明するよりか
実際見した方が100億倍早ぇ」
千空「ありがた〜く拝ませてやるよ
” 楽しい化学の人類復活ショー “ だ 」
杠を復活させるべく、私たちは拠点へ戻り、
準備を進めていた
しかし…
千空「あんだこりゃ、
復活液ひとり分にちょい足りねぇじゃねぇか」
どうやらまだ奇跡の水は十分に溜まりきってなかったらしい
大樹「なに!?早まったか!!」
『え、じゃあ延期になっちゃう…?』
千空「んーや、司とゆうと3人で
愉快にしりとりでもしながら待っててやっから
超高速で足りねぇ分持ってこい、デカブツ」
愉快にしりとりなんかジワる…
大樹「すまん!今すぐとってくる!!」
そう叫んで、大樹は勢いよく駆け出した
__その瞬間
司の 手が伸び、 大樹の動きを力で止めた
「代わりに行く」と そう言い、
司は奇跡の水を取りに向かった
司の姿が見えなくなるのを待って、
千空はすぐに動き出した
千空「ソッコーで復活液作って杠生き返らすぞ!司がいねぇ間にな…!」
『えっ?あれ?復活液足りなかったんじゃないの?』
大樹「そうだぞ千空!どうゆう事だ?」
千空「んな微妙なサイズのツボ置いとくわけねぇだろうが」
大樹/自由「『確かに…!』」
大樹「って じゃあなんで司に行かせたんだ?」
千空「諸刃のエサだ…
洞穴の場所をばらしてでも杠部活前に司を排除したかった」
大樹は戸惑っていた
「いい奴じゃないか!」と
『…!』
そっか、大樹はあの時見てないから…
千空「だから手に負えねぇんだよ
やつのご大層な” 僕の考えた最強のせかい “に
こっちは1ミリも興味ねぇんだ」
千空「クククッ…文明作りが唆るもんでな」
『…千空、司は…悪い人なの…、?』
静かに、千空は言い切った
千空「…獅子王司は いいヤツで…” 人殺し “だ」
主です〜…インフルやらテストやらでかけなかったの申し訳ないです〜…(泣)
スタンリー描いてきたんで許してください()
できる限り早めに出すことを心がけます
誤字脱字があったらすいません
次回おたのちみに…🥹