テラーノベル
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大樹「うぉぉっ!?いきなりバシャっと!!なんかもっとこう…あるだろ千空!!」
まだ、復活液をかけていなかった大樹に
痺れを切らした千空は
大樹の手からツボをひったくるようにして液体を振りかけた
復活液が、ポタポタと杠に落ちている
大樹「って何も起きんな大丈夫か…!? 」
『反応に時間がかかる…的な?』
千空「あぁ、恐らくな
こいつは一種のコールドスリープだ 」
そのまま続けて、千空は化学の専門用語を並べ立てた
『…え、わかった?今の話』
大樹「分からん…難しいな!なんだかとてつもなく…!」
『だよねぇ分からんよねぇ…!?』
千空「クククッ… 要はその膜をナイタール液シミシミで1部でもぶち破れりゃ__」
パキパキっ…
千空「カスケード起こして一気に全身に波及し、 石化が解除される 」
パキッ
ひび割れとともに石化が崩れ落ちた
倒れかけた杠を大樹が抱き止める
大樹「杠、!分かるか…!?」
杠「…大樹くん?」
その声に、大樹の目に涙が滲んだ
大樹「ッ、すまん…!3700年も待たせてしまったッ…すまん…ッ!」
杠「ふふっ…わかんないよ何も…
だって起きたばっかだもん… 」
杠「でも、は〜ん…さてはあれだ、大樹くんが助けてくれたんだね…
わぁお、 ありがとう…」
『泣かせに来てる?え、千空ティッシュない?ないよねさすがに…』
千空「ほらよ」
『わーいありがとー葉っぱだし… 衛生面大丈夫?これ』
千空は何も言わず、鼻で小さく息を鳴らす
千空「…再会トークたけなわんとこ悪いがな
司が戻る前に即決めろ」
提示された選択は二つ
――逃げるか、戦うか
大樹「即答だ!一緒に戦うに決まっているだろ! 」
杠「うんうん、!まだよくわかんないけど私もなにか手伝う!」
『千空私達そんな薄情者じゃないよ…!』
千空「別に優しいお気遣いじゃねぇよ
逃がしといた方が合理的かもっつう話だ」
大樹「司がもし人を殺しているのなら、俺は絶対に…((
司「殺してるって言うのは…うん、捉え方の問題だね」
背後から司の声
司「間引いているんだ、新しい世界のために」
『…!』
ジリジリと近寄ってくる 司の手から、石像の欠片が転がる
それを見た 大樹が司に突っ込んだ
千空はクロスボウを放つが、矢は司によって地面に突き刺さる
秒速でかわされ、大樹は反撃を受けた
大樹は咄嗟に守りの姿勢を取る
「俺を殴ってもいい、だから 石像は壊すな」
と必死の訴えをしたが
司を説得出来ず
やがて、 守るように広げていた腕が震え、
大樹は地面に崩れ落ちる
杠「大樹くんっ!?」
千空「効いてやがったか…
出血がひでぇ、何日か寝かしとくしかねぇな」
『えぇ大丈夫…?あの、脳震盪とか…』
司「うん、仲間割れはよそう、君は杠を守ってやれ
赤の他人の石像なんかよりも」
司「俺も自分のやるべき事をやる、邪魔はさせない」
そう言い残し、司は森へ消えた
千空「…クロスボウの時速200キロ超えてんだぞ」
杠「バシッて取ってたね…」
大きく溜息をつく千空
千空「おら起きろ!」
バシバシと大樹を蹴る
杠「大樹くん、何日か寝かせとくって…」
『怪我人に対する起こし方じゃないよ千空〜…!』
千空「司の手前な
あんなんで潰れるたまじゃねぇだろ?なぁデカブツ」
大樹「あぁ、もちろんだ!」
杠「えぇ?もう大丈夫なの?」
大樹「あぁ!俺は頑丈にできている!」
『頑丈だねぇ…脳震盪なくてよかった〜… 』
起きるなり司を追おうとした大樹は、
千空に制されていた
千空「このストーンワールドで化けもんを止める方法は一つだ__」
千空「文明を進めて” 科学の武器 “を」
そこからの準備は早く
カモフラージュのためにツボを割り、
必要な食料を持ってから私たちは” 箱根 “へと旅に出た
途中、千空にふと声をかけられた
千空「3700年も歩き回ってたんだろ?なんか覚えてねぇのか?」
『エッ…いや、歩いてた、歩いてたけどもね!?私が覚えてると思う?? 』
千空「1ミリも」
『めっちゃ即答じゃんかっ
迷子にならなかっただけ褒めてほしいんですがー?』
大樹「あはは!確かにそれだけで十分すごいぞ!」
その会話に、
復活したばかりの杠はきょとんとした顔をしていた
杠「……えぇ、?3700年間
ゆうちゃん、ずっと一人で歩いてたの?」
『そうなんだよねぇ…なんでかはわからないけど
3700年、石にならずにずっと生きてて…』
杠「わ、わぁお…不思議なこともあるんだね〜…」
『あるんだよね〜不思議すぎるけどねぇ…
そういえば、自己紹介ちゃんとしてなかったよね?』
杠「たしかに…
改めて、ってやつだね」
『私は自由!
今まで男性ばっかだったからうれし〜よ〜…!!仲良くしてねぇ〜…!!』
杠「私は小川杠 こちらこそ仲良くしてね!」
そんなやりとりを交わしながら、
私たちは歩き続けた
現在地を知るために途中で大仏様を見つけたり
野宿したり…
それと、大きな川を渡ったあと
少し休憩しながら、 杠の石化していた場所に残った欠片へ
復活液をかけ直していた時のことだった
石化は解除されると細かい神経が繋がる…的な話を千空がしてた
難しいことはほんとによく分からない、けど
なんとなくは伝わってきた気がする
そして__
『着いた〜!温泉地だぁ…!!!箱根だぁぁ〜…!!!』
杠「富士山も綺麗に見えますな〜!」
大樹「着いたぞゴールに…!
それで千空!科学の武器ってのは?」
千空「…人類史上最大の発明品…銃
つまり__” 火薬 “をつくる!」
千空「俺らは199万8700年の文明を一気にワープする…!
唆るぜ、これは…!」
『そっか、日本は火山沢山あるもんね…なんだっけ硫黄?が取れるんだっけ? 』
千空「大正解100億点だ
温泉地まで来さえすりゃ…
火薬の原料、ゆうの言う硫黄ってのが取り放題っつーことだ」
『理科習ってましたから!!ふふん!』
主です〜。全っ然進みませんねぇ…
いや、これでも早めに進めてる方なんですゆるちて🥺
7年後のスイカちゃん!!!きゃわたんだよね
マジで目の保養 自分の絵柄なのはごめんね…()
てか杠の口調合ってんのかな😇😇
じゃあ次の私に期待しといてください😇
お楽しみに
コメント
2件
さすがに可愛すぎて地球滅亡ってはなし