みんなで楽しくご飯を食べ始めて、
「ん!やっぱり、ヒレカツ美味い!!」
木兎は、美味しそうにヒレカツを口に運んでいく。赤葦も、
「ほんとに、ヒレカツ美味しいです。それに、このほうれん草の白和えがとても優しい味ですね」
と、美味しそうに頬張って◯◯に微笑む。◯◯は
「2人の口にあって良かった。ご飯とお味噌汁はおかわりあるから…言ってね。」
と◯◯が話すと木兎は、
「ご飯、おかわり!」
と、◯◯にお茶碗を渡す。◯◯も慣れた感じで
お茶碗を受け取ると、ご飯をついで
「ん!光太郎、ご飯どうぞ」
と渡す。◯◯は赤葦の茶碗を見て
「赤葦くん、おかわり入れてくるよ?ご飯これだけじゃ足りないでしょ?」
と、◯◯は赤葦に問い、赤葦はお茶碗を◯◯に両手で差し出しながら、
「それでは、おかわりお願いします」
と、少し遠慮がちに◯◯にお茶碗を渡す。
◯◯は、ご飯をよそうと赤葦に、
「成長期なんだからしっかり食べてね」
と、ごはんをたっぷりよそおったお茶碗を渡して、◯◯は食卓について一緒食事をする。3人はお互いに今日あったことや、バレーの話で楽しく会話と食事を楽しんだ。
木兎は自分の食事を食べ終わると◯◯に、
「なぁ…◯◯、もう飯も食ったし、風呂上がりのアイス食べてもいいか?いいよな?」
と確認している。その姿は、梟谷学園のエースの姿には似つかわしくないもので、まるで、小さな子どもが、母親におやつを食べてよいか聞いているかのようで赤葦は驚いていた。
「ん?あ…アイスは、赤葦くんもいるんだから、赤葦くんがご飯を食べ終わったら2人で食べたらいいよ?この前、買い出しでアイスもいろいろ買ったし…2人で選んだら?」
◯◯は木兎に優しく諭すように伝えて
「わかった。赤葦が食べ終わるの待ってる 」
木兎は椅子に座って待つことにした。赤葦は、木兎からの視線を感じつつ◯◯の料理の美味さにゆっくりと味わって食べた。
「ご馳走様でした。夕飯、とても美味しかったです」
赤葦は食べ終わるとお礼を言うが、
「赤葦!おれ、待ってたんだからな!早くアイス食べような!」
と木兎は赤葦の手を引っ張って冷凍庫の前に連れていく。
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