「あ”ぁ…どうしよう?!なぁ◯◯!アイスは1つだけだよな?くそぉ!悩むなぁ?赤葦はもう決めたのか?」
木兎は冷凍庫前で悩んで、赤葦に聞く。
「え?おれですか?まだ、考えてます。木兎さんはなにで悩んでるんですか?」
赤葦は、木兎に聞きながら
「あっ!おれは…ハーゲ〇ダッツのチョコとバニラで悩んでるんだよ!」
と木兎は赤葦を見る。赤葦は、
「じつは、おれも同じで…」
言いかけたところで
「赤葦!それなら…半分こしようぜ!」
木兎はニコッと笑うとチョコとバニラのアイスを取り出してテーブルにつく。
「ほら、赤葦!はやく食おうぜ!」
赤葦は、終始木兎のペースに合わせていたが
「木兎さん、スプーンは…」
と、赤葦が言いかけたところで
「はい!スプーン!2人分ね!」
〇〇が2人に渡す。
「ありがとう!〇〇」
「ありがとうございます。〇〇さん」
2人はアイスを仲良く半分こして…
「あ!やっぱり美味い!バニラとチョコ!どっちも最高だよな!」
赤葦は、〇〇がいないことを気にしながら
「はい。木兎さん、美味しいですね。あの…〇〇さんはどうしたんでしょうか?」
「あっ!〇〇は、たぶん食洗機セットしてるんじゃないか?なんか、落ち着かないんだって…食洗機先にしないと…」
木兎が言い終わるタイミングで、アイスの〇〇がストロベリー味を持って椅子に座る。
「あの、〇〇さんありがとうございました。お先にアイスもいただきました。手伝いもせずにすみません」
赤葦は申し訳なさそうに謝る。
「あ!ごめんね。あの、洗い物があると思うと落ち着かないら洗っちゃうの…。だから、気にしないで。」
〇〇は明るく赤葦に伝えると、アイスを食べ始めた。
赤葦は少しホッとしていると、木兎が
「なぁ、〇〇。ストロベリー味はおいしいか?」
と聞いていて
「うん!おいしい!」と〇〇は笑顔で答える。
「なぁ、〇〇。1口くれ!」と〇〇が返事する前に〇〇のカップから木兎はスプーンでアイスを1口分取って食べる。
「あ!こら!光太郎!もう…私の1口分減ったじゃん!最悪!」と〇〇は口を尖らせて拗ねている。赤葦はマズいと思い
「木兎さん…さすがにまずいです。謝りましょ」
「え?あ、〇〇?ごめんな」
木兎は〇〇の方を見て謝る。〇〇は
「もう…いいよ。怒ってないし」と、笑顔で言って 食べ終わると3人分のスプーンを洗って片付ける。
「さてと…赤葦くんの布団は光太郎の部屋に運んどいたから、あとは適当にしてね。じゃ、私は帰るから光太郎、戸締りね?」
「えっ?〇〇さんは、今から家に帰るんですか?危ないですよ?おれ、送ります。」
赤葦が〇〇についてくる。
「あ!私の家、隣だし大丈夫だよ?」と赤葦に明るく答えるが
「いえ!だめです!こんな時間に女性が1人で危ないですよ」と、赤葦も譲らない。
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