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#心のSOS
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#オリジナル
重い瞼を擦りながら、電子的な光を浴びる。
時刻は既に0時を過ぎている。
なぜ寝ないのか。寝たくないわけじゃない。寝不足で辛くなることがわからないわけじゃない。寝ることが、嫌なのだ。
ここ最近は、いつも泥の様に眠っている。
深夜まで起きて、布団に入り、何を思う間もなく、意識はどこかへ飛んでいく。
私は眠っているのか。はたまた気絶しているのか。
布団に入ると、何故だか嫌なことを考えてしまう。
将来、人間関係、私生活、学校生活、夢。
自分で自分のことを否定している。それも、一番。否定しているのは、間違いなく、自分自身だ。
布団に入ってもなかなか眠れない。眠れないから考えてしまう。否が応でも頭が働く。
寝れない。眠りたい。眠い。寝たい。眠るのが辛い。
そんなことを考えているのは、世界に私だけだろうか。
私の中では私だけだろう。きっと私の世界では、私だけの考え方だ。
ようやくスマホの電源を起こし、フラつきおぼつかない足取りで部屋の電気を消す。
暗がりの中、じんじんと痛む目頭を抑え、ぎゅっと目を瞑りながら、疲れを取る。取りきれない疲れを。
倒れ込む様に布団に入り、まだ痛む目をよそに、暗く焦点の合わない部屋を見回す。
私はそのまま、泥の様に、溶ける様に意識を手放した。
何を考えるより先に、私は…安らかに眠ったのだ。
コメント
3件
ああ、もう、すごく沁みました……。 「布団に入ると、なぜだか嫌なことを考えてしまう」 「自分で自分のことを否定している。それも、一番」 この言葉の並び、胸の奥にずしんと来ました。 眠れないことと寝たくないことの間で揺れる感覚、ものすごくリアルで……特に「泥の様に眠っている」と「意識を手放した」の最後の一行、安らかでありながらどこか諦念もあって、読後もずっと余韻が残っています。 えれめんたるさんの、繊細な言葉選びが本当に素敵でした。続きが気になります🌷