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りおん@激遅投稿🐢
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るぅ
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みこと「も、もしもし。」
すち『もしもし。』
終わった。
声が近い。
当たり前なんだけど近い。
みこと(イヤホン越しの声ってこんな破壊力あったっけ??)
すち『急にごめんね。』
みこと「だ、大丈夫。」
全然大丈夫じゃない。
心拍数だけならマラソンしてる。
すち『相談したいことあって。』
みこと「うん。」
すち『最近さ。』
みこと「うん。」
すち『よく分かんないんだよね。』
みこと(何が。)
すち『自分が。』
みこと「え?」
すち『なんか変で。』
みこと「変?」
すち『うん。』
少しだけ沈黙。
みことは息を止めた。
すち『ある人のこと考える時間増えたし。』
みこと「……。」
すち『最近その人見ると安心するし。』
みこと「……。」
すち『でも避けられてる気もするし。』
みこと「……。」
すち『何考えてるか気になるし。』
みこと(待って。)
すち『その人が誰かと仲良くしてると少しモヤモヤするし。』
みこと(待って待って待って。)
すち『これ何なんだろ。』
みこと「……。」
すち『みこと?』
みこと「それ。」
すち『うん。』
みこと「…好きなんじゃない?」
言ってから固まった。
みこと(何言ってんだ俺。)
電話の向こうも静かになった。
数秒。
十秒。
二十秒。
みこと(やばい。)
みこと(まずかった??)
すると。
すち『好き……。』
小さな声。
すち『そうなのかな。』
みこと「た、多分。」
すち『そっか。』
また沈黙。
みこと(誰なんだろ。)
気になった。
ものすごく。
聞きたくない。
でも聞きたい。
聞きたくない。
でも聞きたい。
すち『ねぇ。』
みこと「うん。」
すち『もし。』
みこと「うん。」
すち『もしその人に好きな人がいたらどうする?』
みこと「……。」
胸がチクリと痛んだ。
みこと「応援する。」
すち『そっか。』
みこと「……。」
本当は。
応援なんかしたくない。
でも。
言えない。
言えるわけない。
すると。
すち『みことって優しいね。』
みこと「え?」
すち『俺だったら無理かも。』
みこと「……。」
すち『その人が他の人好きだったら。』
すち『結構嫌かもしれない。』
みこと「……。」
心臓がまた変な音を立てた。
みこと(だから。)
みこと(その人誰なんだよ……。)
電話が終わったのは一時間後。
切れた画面を見つめながら。
みこと「……。」
そして。
ベッドに倒れ込む。
みこと「誰なんだよぉぉぉぉぉぉ!!」
みこと「俺、応援なんてできないよ…」
枕に顔を埋めた。
その頃。
別の部屋。
すちもベッドに倒れ込んでいた。
すち「……。」
スマホを見る。
通話履歴。
【みこと】
すち「言えなかったな……。」
小さく呟く。
そして。
少しだけ笑った。
コメント
5件
スッ,,,両片思い!?!?!?!?神展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
うわ、もう、これは…! みことの「応援する」って台詞、あれ本心じゃないのに言わなきゃいけないもどかしさがすごく伝わってきました。すちくんの「好き…そうなのかな」って小さな声も、電話越しの距離感がリアルでドキドキしました。最後の両者の「言えなかった」「誰なんだよ」の対比、次の展開が気になって仕方ないです! 続き、楽しみにしてますね🤍