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渡辺は目黒の表紙の雑誌を眺めている。

指でそっと撫でた。

心臓が煩いくらいドキドキする。

慌てて雑誌をテーブルの上に置いた。

女の子みたいに思える。

もう一度好きになる。

前よりずっと好きの度合いが強い。

涙が出てくる。

女の子じゃないのに。

怖い。

変わっていく自分が怖い。

寂しかったら言って?

と目黒は言う。

忙しいのに言えない。

膝を抱え泣いているとチャイムが鳴る。

涙を拭って出ると目黒がいた。

渡辺ー・・。

目黒ー泣いてたの?

渡辺ーち・・が・・う・・。

目黒ー頬が濡れてる。

渡辺ー・・。

目黒ー入っていい?

渡辺ーん。

目黒はソファに座り、テーブルの雑誌を手に取った。

渡辺はキッチンでコーヒーを作ってる。

2人分入れて持って来た。

目黒ーどうして言わないの?

渡辺ー何が?

目黒ー寂しいって。

渡辺ー・・。

目黒ーこんな雑誌見なくても俺が側にいるじゃん。

渡辺ー忙しいじゃないか。

目黒ー言ったよね? 寂しい時は言ってって。

渡辺ー・・。

目黒ー会いにくるって言ったよね?

渡辺はブレスレットをいじっている。

目黒はその手を取りキスをする。

慌てて手を引く渡辺。

目黒ーそんなに俺が怖い?

渡辺ー違う!

目黒ーいつまでも震えてる。

渡辺ー・・。

目黒ー抱きしめていい?

渡辺ー・・う・・ん・・。

目黒の腕にすっぽりおさまる渡辺。

やっぱり少し震えてる。

目黒は渡辺の背中をゆっくりさすっている。

渡辺の目から涙が出てくる。

目黒ー何で泣くの?

渡辺ーめめが呆れてないか気になる。

目黒ー呆れないけど、翔太くんは俺が怖いのかなって思う。

渡辺ー俺が怖いのは自分が変わってしまう事だって言っただろ。

目黒ー変わらない。

渡辺は目黒の首に両腕を回してそっとキスをした。

目黒は渡辺をソファに押し倒す。

ほらまた、震えてる。

目黒は渡辺の胸の上で話し始める。

目黒ー寂しかった。 翔太くんに会いたかった。 いっぱい好きって言いたかった。

それでも翔太くんは寂しいって言わないし会いたいって言わないし、いつまでも震えてるし。

渡辺ーめ・・め・・。

目黒ー俺はどうしたらいいの?

渡辺ーごめん。

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