- ̗̀⚠︎ ̖́-ご本人様とは一切関係ありません
fwak ( 伏字合ってんのかこれ )
付き合ってます
ネタ被り誰かとしていたら申し訳ない
解釈違い注意
誤字脱字注意
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「 …ねぇ湊さん 」
「 どうしました明那さん ? 」
俺の家で配信を終えた数時間後 、 深夜0時になるところだった。
恋人で大親友の今日のオフコラボ相手の明那が突然名前呼びで何を言い出すかと思いとりあえず返してみる。
「 貴方 、 俺のですよね ? 」
「 貴方の不破湊ですよ ? 」
どうした?と最初に言いたかったけれど、多分途中で言ってくれると信じ貴方のもの宣言はしておこう。そうして返事をして。
「 じゃあこのブレスレットなに ? 」
じゃら、と音を立てて彼が取り出したのは昨日仕事をしている時に“ これね!私が作ったんだ〜♪ ” と満面の笑みで話して見せてくれた姫の物だとすぐに分かった。普通に上手で、お店で売ってあっても違和感のないもので、随分大切そうに持っていたのにどうしてそこにあるのだろう。そう脳内が動くが弁解が先ず先か。と口を開く。
「 あー… それ 、 昨日自慢げに見せられて 。 多分間違えてポケット入っちゃったのか入れられたんじゃ? 」
ぱっと思いついたことを言ってみる。そしたらまた彼は不満げにどこからがものを取りだし、俺に見せてきて。
「 じゃあこのネックレスは ? 」
「 それは全然見た事ないな 、 誰のやろな 」
さっきと同じものかと思ったが、本当に見覚えがなく、誰か付けていたかの記憶もない。本当にどうしてそこにあるのか謎すぎて逆に怖くなってくる。
「 じゃあこれは!? 」
またなんか取り出すのか…?俺のポケットの中に物入りすぎじゃね…?と思っていたのだが、何も取り出さず人差し指を立てる。
「 … 三枝明那ですね ? 」
その人差し指が向いている方向は彼しかいない。戸惑いつつもそう答える。
「 足りないよ言葉が !! 」
「 … 俺の三枝明那 ? 」
「 よし 。 」
「 ホントどしたのあきにゃ〜〜 。 」
さっきから様子がおかしすぎる。これも1種のネタかもしれないけれど、確実にノリでやる雰囲気口調でもなかった。なにか怒っているのだろうか?だとしても怒っているような気迫は見えない。可愛いから怒っているけれどそう見えないだけかもしれないけれど。理由は聞いておこう、どこかダメだったりしたからこういう会話?をしているのだろうから。俺は縋り付くようにへなへなに言った。
「 最近ホストの不破湊さんがえらい売れてて人気になってて、一緒に歩いてたら大体の人騒ぐし 、 そりゃあもうおモテになさられてるようですね 。 」
「 まぁホストだから … 」
彼は腕を組み、ソファーに座っては足を組む。その流れで、真正面でとりあえず正座をしてみあげてみて。さっきからずっとホスト関連だなぁ…と今気が付く。と言っても“多分”ホスト関連なだけだが。
「 俺何気にホストの不破湊さんにちゃんと、面を向かって、端から端まで。接してもらったことないんだよね 。 」
お、これは、もしかして?と立ち上がりさりげなく隣に座る。
「 … 姫達だけ接すのはずるいと 。 」
さっきまで俺を見下げていた顔は少し下に向いていた。顔を覗き込みそういえば
「 俺のものだもん不破湊は!! 」
と大声で勢いよくこちらを振り向き言ってきた。嫉妬か。可愛いな。ホッコリするのもすぐ終わらせ、嫉妬と言えど相手は気分がいい訳では無い。でもホストを辞める訳にも行かないし、なんとなく恋人にホスト対応をして相手がホストの不破湊にハマってしまったら、なんて考えてしまった以上ホスト対応は今はしたくない。何とか説得しなければ、と口を動かす。
「 でもさぁあきにゃ 」
「 なに 」
「 こんな俺の姿見てるのあきにゃだけだし 、 皆が触れれないところもあきにゃは触れれるでしょ ? 勿論あんまり言えないこともじゃんじゃん言えちゃうしさ 、 それで特別感足りない ? 」
上のことに満足感や更に特別感が得れて、ハッピー…みたいな?脳死気味の頭で考えた結果がこれしか無かった。何とか納得、または足りてくれ。心の中で両手を組んだ。
「 … 足りる 」
「 … うん 。 もし足りなくなったら不破湊補給させたげるから 、 ね ? 」
足りるんだ。いや足りてくれと言ったのは確かに自分だが。もっとちょっとでもいいから求めて欲しかった…なんてわがままな気持ちが今度はこっちに芽生えてくる。いつでも構ってきていいよ、と遠回しに言うように付け足せば首を傾げる。「 わかった 。 」と納得をしてくれて、やっとムスッとした口調が消え去る。
「 とりあえず、1名様ご案内〜 」
もうコラボも終えて、話し合いもやめた事だし夜だ。さっきまでの可愛い嫉妬話を聞かされてはこのあとすることは目前なはずだろ。
「 えちょ 、 ふわっち !? どこに運… てかなんでお姫様抱っこ !? 」
「 ベッド 。 」
「 … 一緒に寝るってこと ? 」
「 … 。 」
「 帰ります 」
「 帰しませんよ 」
怯える明那ににっこり微笑んで、そのまま寝室へと運んだ。
コメント
3件
うわ〜続き気になる……🤤 めちゃくちゃ好みの作品でした( *´꒳`* )