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天竺の医者

天竺の医者

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第4話 なら……

♥

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2022年06月20日

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イ『天竺に入れよ』


なになに…何言ってんだこの人!?

なんで僕を仲間に入れようとすんの?


翠『なんで…ですか?』

イ『喧嘩できるっぽいし…丁度保健係的な

人欲しかったしね。』

翠『僕に保健室になれと?』

イ『う〜ん…天竺の医者になれって事。』

翠『天竺の医者…ですか。』

イ『前に鶴蝶と竜胆がヤクザの事務所に乗り込んでよぉ。でっけぇ傷つけて来てさ。』

イ『そん時に手当がすっげぇ難しくてさ?』

翠『へぇ…』


医者としての仕事…

そういう事は確かに…凄く好きだ。

僕の将来的な目標は御先祖様の様な優秀な

医者になることだ。

でも不良の僕は家族からの信頼は地の底だ。

僕が医者になれたとしても親父が指示を出して

本格的な仕事はさせて貰えないだろう。


なら………


翠『なり…ます。』

翠『天竺の医者…なります』


蘭『マジかぁ…』

竜『とんでもねぇ大物が仲間になった…』

イ『じゃぁ…表では天竺幹部ってことにする』

翠『か、幹部でいいんですか?』

イ『うん。天竺の医者って言っても幹部と

俺専属だからな』

翠『なんですかその限定的な医者は…』

イ『文句言うんじゃねぇよ』

望『まぁ、見た目は小柄だけど喧嘩はそこそこ

できるっぽいし、斑目よりかは強いだろ?』

斑『あ゛!?!?!?!?』

鶴『まぁ…斑目より強かったらALLOKだ。

幹部として十分な戦力だ(悪気なし)』

斑『あ゛ぁ゛?‪💢』


うるさいなぁ…まぁ…それが心地いい気もするけど?まだわかんないや笑


??『んあ〜?あ!そこにいるのは!』

翠『えっ…』

??『…は?どういうこと?』

翠『えっと…』

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