なんかネット見るとさ、
色んなAU作ってる人がいてすごいよなぁって思う
swapとかVampireとかさ。
…ってことで、自分もAU作って物語書こうってことで思いついたやつ。
Lady LuckAU
Lady Luck Chance×通常Mafioso
※Lady Luckってのは運命の女神っていう意味らしいで
最初視点なし
夜の街に明かりは途絶えない。
その場所だけは、白夜のよう
道々歩く人は、老若男女様々な人間がいる。
その中には、富豪だろうと犯罪者だろうと、誰でも人混みに混ざり、溶けていく
そこを仕切る組織は、巨大なもので、
誰一人として敵わない。そんなものだ。
マフィアだから…というものもある。
だがそこが、Sonneniloが圧倒的力を持つのには、もう一つ理由があった。
視点変更
(Mafioso視点)
繁華街の喧騒の元となってるといっても過言ではない。そのくらいに、ここのカジノはいつも賑わっていた。
勝ち、負け。
たったそれだけの事が、人生を転落させることも、下剋上を果たすこともある。
昨日まで見た人間も、今日はまた誰かと入れ替わる
毎日、毎日。
ふと奥の席を見れば、また見慣れない人間が一人。…だが、なんとなく興味がそそられた。
今日は時間がある。
少し楽しむくらいならいいだろう。
……それで人生が終わるかもだって?
まぁ、それも…面白いかもしれない。
だがどのみち、勝つのは明確だ。
俺には、運命の女神がついているのだから
m「一試合どうですか?」
?「………はい。いいですよ」
向かいの席に座り、相手をよく見る。
スーツでしっかりと決めていて、静かな重厚感を感じるが、装飾…?なのか、ハンバーガーを乗っけたその頭が、その雰囲気を壊していた。
…俺は単に面白さ一つで唆られただけかもしれない
今回やるゲームは、ポーカー。
配られるカードを見る
スペードのAが2枚、10が1枚、ハートの2が1枚、クローバーの6が1枚。
今のままではワンペア。
なにも役がないよりいいが……
対して向こうのハンバーガーは、まだカードを配られたばかりなのに顔を曇らせた。
いいカードがなかったのか。自分と似た状況か…
「カードを交換しますか?」
考えてる間にディーラーが問いかけた。
迷わず交換を選択。
スペードのA以外の3枚全てを交換する事にした。
狙いはフォーカードかフラッシュ。
だが、予想外なことが一つ起きた
戻ってきたカードは、
ハートのAが1枚、10が1枚、3が1枚。クローバーの5が1枚、スペードの8が1枚
数位はバラバラになってしまった。
どうやら、ハートのAの一つを10と間違えてしまったようだ。
何と言うミスか…役をうしなってしまった。
対してハンバーガーは4枚の交換を交渉した。
カードが手元にくれば、怪訝な顔は少しだけ良くなり、口角の端が少しだけ上がっていた。
…どうやら、いい手札を引いたらしい。
だが、幸いにまだもう一度カードを変えられるチャンスがある。
「カードを交換しますか?」
…確かに交換したほうがいい。
だが、この場合何を狙うべきか……。
フラッシュか、その辺りだろう。
だが、一度で決める必要がある。
また役無しになる事も考えられる。
バラバラのカードのうち、クローバーとスペード、ハートの3を交換へ出す事にした。
最悪フラッシュでなくとも、ワンペアであろうと、役があれば…確定では負けない。
ディーラーから渡されたカードをゆっくりと開けた
ハンバーガーの方も2度目の交換がすんだ後、彼は掛け金を大幅に上げ、 ディーラーが指示するよりも前にカードをテーブルに叩きつけた
?「ストレートフラッシュ!」
なるほど、先程あそこまで目を輝かせたのはこれがあったからか。
テーブルにはスペードの7からJまでの数字が並ぶ
ほぼ確定で彼の勝ちだろう。
だが、ポーカーにはもう一つ上の役がある。
そして、言ったはずだ。
俺には運命の女神がついてると
m「ロイヤルストレートフラッシュ。」
カードを静かに置くと、ハンバーガーは青ざめる。油断していた顔がわかりやすく変わるもので、面白さすら感じる。
m「せめて表情を隠す努力をしなさい」
そう微笑みかけ、チップを持って去れば、すぐ横で笑い声が響いた
c「あはははっ!腹いてぇw見たか?あいつのあの顔www」
肩に腕が組まれ、白い羽が自身を包みこんだ。
横を見やれば、愛しい彼がいつものように笑いかける。
名はChance。彼こそが、俺につく運命の女神だ
オマケ
Lady Luck Chance
(下手絵注意)
コメント
3件
なるほど、mafiosoにはchanceが居るから絶対負けないと、最高ですね😇chanceの羽1枚でも良いから私にくれ〜!!