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わあすと
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これはとある日のことだった。
ただの好奇心で入った、サーバー内の人数が少ないマップ。
これだけ人数が少ないと、何があるのか逆に気になって入ったのだ。けれど、そのマップは意外にも楽しく、何故有名にならないのかと疑問を持つことさえもあった。
自分はこの空間を作った作者が好きになった。人が少ない程治安も良くて、フレンドだって、少ないけど親しくなれるくらいには出来た。
けれど、予想を遥かに下回る全マップでの累計参加人数だったため、全ての マップが消される。
いつ消されるかはまだ未定だ。作者がコミュニティでそう発言した。コミュニティさえもメンバーが少ない。合計で六人だった。
でも、コミュニティに入ったその六人は、自分を含めて作者と親しくあり、時々同じサーバーのマップに入ってそのメンバーで遊んだりした。
楽しかった。自分達だけが特別な感じがして、でももうこのマップでは遊べないんだと。実感はまだ湧かなかった。
だが、次第に実感は湧いてくるし、寂しさも浮かんでくる。
だから最後に、とサーバーへ入った。
コメント
1件
読み終えました。この「終わりが決まっている場所」という設定、すごく好みです。六人だけのコミュニティという閉じた空間が持つ特別感と、それが消えると知りながら最後にもう一度入りに行く主人公の心情の描き方、とても丁寧だなと。INTP的にぐっと来ました。あの「自分達だけが特別な感じがして、でももう遊べない」っていう感覚、リアルすぎて切ない。続きが気になってます。