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※ガーデンバース、体調不良あり
🎤→「」
🐼→『』
花生み→花を生み出す。(🐼)
花を生み出すタイミングはコントロールできず、苦痛を感じることもある。
花を生み出す際に体力を多く消耗するため花生みはよく食べる傾向にある。
一番の栄養は花食みの体液であり、ブートニエール(恋人・夫婦、オメガバースでいう番)の体液であれば更なる活力がもたらされる。
花食み→花を食う。(🎤)
秀でた才能を持つ代わりに、性格や精神が不安定な者が多い。
花生みが生み出した花を食することで、能力を維持したり高めたりできる。(精神安定剤にもなる)
ブート二エールの花や体液が最も美味しいと感じられ効果も高まるため、ブート二エールとなった花生みへの愛情は深く、依存心や独占欲が強い傾向にある。
🐼視点
ぐにゃりと視界が歪む。
オフィスのドアが蜃気楼のように揺れている。
気持ち悪い。
寒い。
『は、っ……は、っ……っ』
毛先に咲いた花から花弁が落ちる。
おかしい。
いつもはこんな苦しくない。
軽い目眩くらいなのに。
なんならきんときとブート二エールになってからは、目眩すらなかったのに。
(ブート二エールとなった花食みに愛されていると感じるほど、花を生み出す際の苦痛が軽減される。)
『なん、で……っ』
…あ、そうだ。
今日は仕事が溜まっていたせいで、全然食べられなかったんだ。
朝は菓子パン1個だけ。
お昼も抜いた。
よりにもよって、 デスクに常備しているグミも切れていた。
最近は水やりの頻度が高くて四六時中食べなくても良くなってたから、油断していた。
(水やり→花食みが花生みに体液を与える行為のことを指す。主に口付けや性行為など。)
『…今日に、かぎって…っ栄養剤忘れてんじゃん、っ…』
『ぁ゛〜〜まじでばか…っっ…』
ひとまずきんときに連絡しなくては。
時間的にもう帰ってきているはず。
『きんとき』18:47
文字を打つ手が震える。
爪は血色感の欠片もない紫色になっている。
まだ秋だというのに。
「どした?」18:48
1分も経たないうちに返信が来る。
『きもちわるい』18:49
「え」18:49
「だいじょぶ」18:49
「はな生んだ?」18:49
返信の速度から焦りが見えた。
『うん』18:50
『もう家いる?』18:50
「いるよ」18:50
「水やりする?」18:50
『する』18:51
「ひとりで帰れる?迎えいく?」18:51
『たぶんだいじょぶ』18:51
「わかった」18:51
「準備しとくから、気をつけて帰っておいで」18:51
おぼつかない足取りで何とか外に出て、タクシーで家に帰る。
ドアを引く体力すらなく、インターホンを押してしゃがみこんでしまう。
数秒後には慌てた足音と共にドアが開く。
「なかむっ、!!」
『きんとぃ…』
「おかえり…頑張ったね…っ」
抱えられ寝室まで運び込まれる。
きんときの少し高い体温が今は心地良い。
「栄養剤持ってなかった?」
『うん』
『あと、今日ぜんぜんたべてなかった…』
「あ〜〜それは…花生んでなくてもこうなるわ」
「ちゃんと食べなきゃだめよ」
『うい……』
服を脱がされながら曖昧だった意識を取り戻していく。
『きんとき』
「ん〜?」
『ちゅーして』
「ん、いいよ」
唾液を交換し合う。
しばらくすると倦怠感が幾分かましになり、視界もはっきりしてきた。
「少しはましなった?」
『ん、』
『ちょっとだけ…』
「まあ今のじゃ足りないか」
『うん…』
『おなか欲しい…』
「ん、じゃあちゃんと慣らさんとね」
後孔に触れられる。
『ん、っぅ、…』
「痛くない?」
『う、ん』
いつもより感覚は鈍っているけど、きんときだから嫌じゃない。
指は次第に深くまで沈み、しこりを掠める。
『ぁ、っっ…ひ、♡』
身体が跳ねる。
「ここ好きだね」
『ん…っ、すきっ…♡』
反射的に目を瞑っていると、瞼に口付けを落とされる。
同時に睫毛に咲いていた花を口にした。
何となく、それが俺を安心させるための行動のように思えて笑みがこぼれる。
『っ、んへ…っ、…きんとき、おいしい?』
「うまい」
いつも通りの甘ったるい前戯が終わる。
まあ、甘党の俺には丁度いいくらいだけど。
「苦しかったら言ってよ?」
『っん、』
若干の圧迫感と、脳を満たす幸福感。
なんだかんだ、この瞬間が1番好きだったりもする。
「ん、可愛い…」
今度は額に口付けが落ちる。
少し間を開けた後、前髪の先に咲いた花を口にする。
「動いてい?」
『いい、よっ』
ゆるい抽挿が始まる。
『は、〜っぁ、…ん、っ♡』
ゆっくり、ゆっくり。
俺の身体を気遣うような動き。
激しいのも好きだけど、たまには優しいのもいいかも。
「は、ぁ〜〜…っ…」
「なかむかわい、…♡」
開きっぱなしだった口に舌が入ってくる。
2人の味が混ざり合う。
『む、…っ…んっ、♡』
息をする度、きんときの匂いが肺を満たす。
その間にも、動きは少しずつ速くなる。
『っ、は…♡…っ…きもち、ぃっ♡』
「俺も…っ」
優しく、でも執拗に、奥の方を小突かれる。
嫌いじゃない…寧ろ好きだけど、頭が弾ける感じがするからたまにじゃないとちょっとキツイ。
でも、きんときもよさそうな顔をするからそこは好き。
『っひぁ、…あ、っ…ぁ♡あ♡…っぁ♡』
「っ…っ♡、…中きゅうきゅうしてんね?っ」
自分の中で大きくなったのが分かった。
押し広げられるような感覚、結構好きかも。
きんときも気持ちいいのが分かるから。
『あ…っ♡やば、ぃ…っ♡』
しがみつく両手に力がこもる。
「いきそう?」
『ん、っ…♡も、ぃきゅ、…っ♡』
下腹部に熱が集まる。
「俺もでそ〜…っ」
『ぁ、んっ♡っ、♡…いっしょ、いくっ♡』
「ふふ、っ…wかわいい…っ♡」
互いの身体に手を回し密着する。
心臓の鼓動が同期して、一緒に速くなる。
「ぁ、〜〜っ…♡…いく…っ」
きんときの表情が歪む。
『おれ、もっ♡ぃく、っ♡いく…っいく、♡』
「っ〜〜、…♡…ん、♡」
腹の奥が熱くなると同時に自分も欲を吐き出した。
『…っぁ、♡……はっ、♡』
体内で温かいものが吸収される感覚に身震いする。
中に出された分を全て吸収し切ると、さっきまでの目眩は嘘のようになくなった。
「…吸収できた?」
『っ…うん、…できた』
『めまい、なくなった』
「ん、よかった」
汗を拭い、2人でマットレスに寝転ぶ。
手と足を丸く折りたたみ、きんときの腕の中に潜り込む。
疲れのせいか少しもしないうちに瞼が下がり、微睡みに沈んでいった。
🎤視点
腕の中で赤子のように眠っている。
長い睫毛を見つめていたら、ぽんっと小さい花が咲いた。
「ぅ、お…」
「……起きないか」
花を生んだことにも気付かず、すやすやと寝息を立てている様子に安心する。
少なくとも今は、生むときの目眩がほぼ無くなっているんだろう。
「…可愛い」
僅かに赤く染った鼻にキスをする。
頬に手を当て、その愛らしい寝顔を堪能する。
「…ほんと似合うな」
幼い顔立ちを飾り付けるような花が本当に良く似合う。
体質のせいで悩むこともあるはずなのに、Nakamuは割と自身の花を気に入っている。
その星のような形と淡い水色から、ブルースターと呼ばれているそうだ。
Nakamuはその見た目が好きらしい。
…俺は花言葉の方が好きかな。
「……風呂入んなきゃな」
少し気が引けるが、早くNakamuを起こして風呂に入れよう。
上がったら飯の準備をして、たらふく食べさせてあげないと。
また俺のいない所で倒れられたりしたらたまったもんじゃない。
もしNakamuがどこの誰かも知らない花食みに水やりされるなんて事があったら、たぶん俺はそいつを絞め殺してしまう気がする。
Nakamuは俺のブーケなんだから。
(ブーケ→花食みが自身のブート二エールである花生みのことを指して使う。)
「なかむ、起きて」
「お風呂いくよ」
『んん、〜〜…』
拒もうとしているはずなのに、何故か俺に抱きついてくる。
仕方がないから抱きかかえて連れて行く。
『ん……ぅ、…きんろぃ…』
寝惚けながら首に手を回してくる。
ほんと可愛い。
今回かなり長くなってしまいました…ここまで読んでくれた方本当にありがとうございます
最近バースもの好きでして…いつかdomsubも書きたいです
コメント
3件

神様、ありがとう。 私は今、神作品に出会えて幸せです………
わぁ〜! ありがとうございます! ブーケバースガチ初見のバースだったので面白かったです! domsubも楽しみにしてます!