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顔を洗う。

洗面所であらためて自分の顔を見る。

目の色は、私には似合わない程に綺麗な水色。

インクリングの顔になっても、自分から見れば何処となく人間だった頃の面影があるように見える。

ゲソもまた同じ水色。

そういえばこの世界に「ゲソをとかす」って概念はあるのかな?

前髪を少し持ち上げてみる。

(上げすぎかな……でも下ろすと暗いし……いや、元々暗いか)

ため息をついて、前髪を戻す。

「さっきの方がまだマシだったかも…」

蛇口をひねって水を出す。

冷たい水で顔を軽く洗う。

(人に会うだけなのに、なんでこんなに緊張するんだろ。)

タオルで顔を拭きながら、口元を見る。

無表情だと怖いかも、と思って、少し口角を上げてみる。

でも不自然で、すぐやめる。

(笑うのって、どうやるんだっけ)

歯を見せないように、口を閉じたまま、ふにゃっと力を抜いてみる。

鏡の中の私は笑ってるというより、困ってるみたいだ。

(……まあ、いつも通りか…。)

深呼吸をひとつ。

洗面所の電気を消す前に、もう一度だけ鏡を見る。

「見ない方がよかったかも……。」

少し後悔した。


服を着替える。

いつの間に着ていたパジャマを脱ぎ洗濯カゴに入れる。

クローゼットにある服、アロマスローガンT(とか色々)に着替える。

眼鏡をつける。

多分、ギアと兼用の眼鏡なんだろうけど、度は人間の頃と変わらなくて丁度いい。


ドアノブに手をかける。

いつも通り緊張している。でも、いつもの緊張とは少し違う気がする。

言葉じゃ上手く表せないけど、喜びとか楽しみとが隠れている。


ドアノブを捻り、ドアを開けた。

時間帯は転生前と大差なく、陽光が照らしつける。

眩しい。やっぱり陽の光は苦手だ。

それでも叶えたい事があったから、前世で出来なかった事を私はしたいから、今こうしていられるんだと思う。

転生した陰キャ女子がスプラ世界で最強になるまで

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