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みなさん、こんにちわ♡
棪堂 撫子です♡
あれから、早いことで私は小学生になりました。
いやぁ、お母さんとお兄ちゃんが美人だと困るね!私も美人に育っちまったよ ハッハッハ
顔が良すぎて、男の子たちからめちゃくちゃモテまくるモンだから 幼稚園の時から女の子から目の敵にされながらなんとか今日まで生きてきました!!
いやぁ、この数年で逞しく育っちまったよ!
…そんなことはさておき。
ここ、WIND BREAKERの世界だったんだけど。
初めて兄と出会った時、名前を聞いて凄く嫌な予感がしたんだけどさ。
まさか、その嫌な予感が当たるとは思わないじゃん。
ウィンブレ自体はすきなのよ?
推しがいるくらいにはね??
それこそ、前世で私バチボコに楡井くん推してたからね???
なのに…それなのに!!!!
「なでー。学校いこーぜ」
まさか、推しの敵の妹として転生するだなんて……!!!!
「おーおー。今日も睨みが効いた上目遣い カワイーなぁ。ほら、おてて 繋いでやるからなぁ。機嫌治せよ〜♡」
『……チッ』
ノーダメージかよ、くそっ
軽く(?)シスコンへと成長してしまった兄ではあるが、まぁ殆ど問題は無い
休みの日は家族で遊びに出掛けたり、2人で遊ぶこともしょっちゅうあるし
今のところ、喧嘩に巻き込まれたことはない。
……ただ。
「そーだ!今度 なでにも紹介してやるからな〜」
ニコニコ笑顔で話すのは、先月出会った彼のこと。
焚石矢の事である。
私が、女の子とバチボコに揉めてる最中に いつの間にか 兄は兄で運命の出会いを果たしてしまっていた。
ちなみに、私は兄と2つ違いだから 今は小学3年生。
今日も仲良くお兄ちゃんとお手手繋いで登校です。
とはいえ。
「じゃ、きょうからおにーちゃん 違う学校だからここまでな。夕方迎えにくるから」
『はーい』
焚石矢と出会い、原作通り 兄は焚石がいる学校へ転校した。
どうやってお母さんを説得したんだろう
そう言えば、棪堂哉真斗という人間は コミュ力が高いのかなんなのかは知らないが いつも周りに人が居る
それは、同級生だけでなく 下級生や上級生 地域のおば様やおじ様とも仲がいい
そのおかげかは知らないが、小学生に上がる頃には 私は[哉真斗くんの妹]だからと、何かと丁寧な対応をされている。
幼稚園のころの女の子からの僻みがまるで嘘だったかのようだ。まぁ、今も1部の女子からは嫌われてはいるけれども。。
とはいえ、だ。
「撫子ちゃん、今日も綺麗!」
「いい匂いする〜っ!どこのシャンプーつかってるんだろ」
「確かに気になる!我々庶民には手が出ないほど高価かなものなのよ!」
この反応もどうかと思うんだよね。
兄のせいで、崇められるようになってしまい 普通の友達は出来ないし
つーかなんなの庶民って。私も庶民だよ。
シャンプーだってメリ○トだからな!みんなと一緒なんだからな!!リンスインなんだからな!
『あー……普通の友達ほしー』
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