TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

心中日記

一覧ページ

「心中日記」のメインビジュアル

心中日記

2 - X月2日 日常

♥

71

2025年03月15日

シェアするシェアする
報告する

ワンクッションは1話参照



⚠本編すぐ始まります⚠







X月2日




日記をつけ始めて2日目。


朝起きたらすぐウェンからの電話があった。

出てみたところ「東が敵に襲われて大変だから応援きて!」と言われた。西でも敵が出現して大変なのに困ったことだ。

まぁでも星導もライもカゲツもいるから西は任せて、東にどんなもんかと思って行ったらもう敵はほぼ全滅。

だけど敵のリーダーにみんな手こずっていた。

なんとか、なんとか、

俺とオリエンスの力を合わせたてギリギリ勝てたけどヒーロースーツが1部破損して、怪我までしてしまった。

家に帰ってすぐ、もう任務を終えてゆっくりしていた星導が俺の怪我とヒーロースーツに気づき、

手当てをしてくれた。

手当し終わって、ヒーロースーツを縫っている星導が

下を向き虚ろげな表情で

「もう使うのはこれで最後かもしれませんね」と言っていた。

俺はあの時の顔を当分忘れない。

馬鹿みたいな事言うなよって頭を叩いた。

「ちょっと!小柳くんは仮にも怪我人なんですから大人しくして下さいよ!」って怒られた。

傲慢だけど、

こういう時に痛かったって言うよりも先に、俺の心配してくれてる星導のそういう所が俺は好き。

まぁ

本人の前で言ったら調子に乗るから絶対に言わないけど。


その後はゆっくり一緒に映画を見て、これはアタリとかこれはハズレとか評論しながら、夜が来たのに気付いて晩御飯を食べて寝た。

寝る時は手を繋いだ。

星導と出会ってから幸せだと思える日が増えた。

だがこの幸せの終わりももう近い。


それまで大切に、

           毎日を過ごしたい。


星導に見られませんように。




この作品はいかがでしたか?

71

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚