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コントニックス

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何でも許せる方向け
・出てくる全てのこと、物、人に関係なし
・ド捏造
・CP表現無し
・青井がイライラしてる
・途中若干ギスギス
・最終的にはほんわか
上全て理解出来た方のみお読み下さい。
青井の気分が良くない日の話。
柔らかい光が部屋に入る。
優しい朝日に包まれながら目を覚ます。
寝起きなのにズキズキとする頭に嫌気がさして、暖かい光にまでイライラする。
あぁ、今日はダメな日だな。
起きた瞬間に確信した。
3ヶ月に1回ほど、全てにイライラする日が来る。理由は不明。
普段このくらいだったら、いい天気だな、くらいにしか思わない光にさえイライラするのがその証拠だ。
こうやって頭では分かっていてもイライラするのは抑えられないわけで。
でも今日は出勤する日。サボっちゃおっかな、…なんて、考えてみるだけ。
しっかりいつもの出勤服に着替えて、お馴染みの鬼のヘルメットを被る。
今日はできる限り1人でいよう。そう考えながら玄関のドアを閉めた。
あぁ、最悪だ。
今日に限っていつもより犯罪が多い。
何回大型対応をしたかも覚えていない。
イライラしていつもより良い無線が出来ない。
今も客船対応中で、ヘリアタックを避けながら情報を落としているが、そろそろヘリも限界だ。
一旦引いて__…いや、アタックした方が楽か。
グルりと方向転換して敵のヘリを正面に捉える。
弱点めがけてヘリを動かそうと手を動かした瞬間、デカイ爆発音が響く。
しまった。後ろから別のヘリが来ていた。
身体が燃えて熱い、かと思えば、すぐに海に落ちて急激に体温が下がる。寒い。
何やってんだか。
いつもなら音で気づけたはずなのに。
焦りすぎた。一旦戻ってからもう1回こればよかったじゃん。てか他の人に助け求めてもよかった。なんでそれをしなかったんだろう。
なんで、なんでなんでなんでなんでなんで。
あぁ、苦しい。
「おーーい!ここかァ?いるなら返事してくれー!!」
突然の人の声に驚く。
でもすぐにこの感じはアイツだと気づく。
『つぼうら……ここ、俺いる。』
「あ?俺って誰だー!?オレオレ詐欺かテメェ!」
『らだお、青井らだお。』
「あァアオセンか!”アオセン見つけたんで浜辺まで持ってきます、その後治療頼みます。”..大丈夫すかー!!」
『いや、割とヤバいから早く来て。』
「、、了解す。」
トプンと水に潜る音、コポコポと空気が抜ける音。
「よし、もう大丈夫っすよ」
『………』
「アオセン?」
『………….お前さぁ、なんで客船来なかったの?無線入ってたよね?皆がダウンしてたの気づいてたでしょ。』
違う。こんなこと言いたいんじゃない。皆が大型をしてる中でつぼ浦が大型に来ないのは、他の小さい犯罪を取り締まってくれてるから。そんなの、俺が1番わかってる事だろ。
つぼ浦は驚いたように目を見開いたあと、話し出す。
「あー…サーセン。てか、アオセンやっぱ今日ちょっとおかしくないすか?」
『…は?』
「なんか無線とか聞いててもなんていうか…ちゃんと必要な情報は落としてるすけど…なぁんかいつもと違ぇんだよな〜…って思ってたんすけど…当たってたみたいっすね。」
コイツ無線聞いてたんだ。てか何。いつもどうりやってたつもりだけど、つぼ浦にはバレてたんだ。ふぅん。なにそれ。なんかムカつく。
「よかった〜俺が来て。流石に別の人が来てたら泣いてたっすよ〜?w」
『…どういう意味。』
「いやいつも腑抜けてるアオセンから強ぇ言葉きたら、後輩…猫君とか安保君とか、ビビっちゃうっすよ?」
青く暗い海を静かに泳ぐ。燃えて折れた左足が痛い。
『….、…..ごめん。』
「?なんで謝るんすか。…あぁ!別に俺はアオセンの皆からの好感度とかどうでもいいっすよ?ただ後輩達が泣くのは可哀想だからなァ〜」
やれやれ、と言った風に言うつぼ浦。コイツこういう時は察し悪いよな。
『そういう事じゃない。…強い言葉。..ごめん。』
「!……ふは、!…別にいいっすよ。話してる時に無理される方が嫌です。素で話してくれるの嬉しいっす。」
ザプン、と水面に出る。
救急隊のヘリの音。
俺はつぼ浦の手から救急隊の手に渡された。
「アオセンはいるかー?」
「ちょうどらだおの治療終わったぞ。」
治してくれた鳥ぎんがつぼ浦を呼ぶ。
「お、アオセン。」
『本署まで送ってつぼ浦。ヘリのインパウンド取り行かなきゃ。』
「あぁ、それなんだがアオセン。」
『?なに』
「今から退勤して俺と遊び行きません?飲食店とか回ろうぜ!」
『…………………行く。』
やらなきゃ行けないこともあるし、めちゃくちゃ悩んだけど、正直今日はもう疲れた。午前だけで十分でしょ。
「よっしゃ!決まりだな!”つぼ浦退勤しまーす!”」
『”らだおも退勤しまーす。お疲れ様です”』
2人して無線に挨拶をして、つぼ浦のジャグラーに乗り込む。
つぼ浦がご機嫌に歌い始めて、それにらだおは笑いながら手拍子をする。
この後色んなお店で特殊刑事課&対応課が目撃されたとかなんだとか。
おまけ ーお店回ってる2人ー (会話のみ)
「アオセンこれどうだ?美味そうだぞ。」
『んー…』
「これは?」
『あ、それ…10。買って。』
「はァ?アオセン金あるだろうが!…すんませーん。これ10と、…これー…5個。お願いできるか?」
「了解致しました!10と5でこちらになります!切符お送りさせて頂きましたので、ご確認の方よろしくお願いいたします!」
「…よし。払えたぜ!」
「ありがとうございましたー!!」
『…これ美味しい』
「もう食ってやがる!!…ん、ホントだうめぇな!」
『それちょうだい』
「ほらよ。」
『…これも美味い』
「俺の上げたんだからアオセンのもくれよ」
『…………..わかった』
「嫌そーだな…一口だけだろ。…うん。うめぇな。あそこの店アタリだな!」
『初めて行ったの?』
「おう!なんかチェイス中に美味そーな匂いがしたからよ。番号メモってたんだ。あの時すぐメモってよかったぜ!事故ったけどな!」
『チェイス中にメモったのかよw終わってるw』
「次あっちの店行こうぜ!カフェだってよ」
『カフェ?男2人で?』
「別にいいだろ。なんか不満か?」
『別に〜』
いつも通りの特殊刑事課、いつもより素な対応課。
ダメな日ー終ー