テラーノベル
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話を終えて船長室を出た後は、自分が使う部屋を案内された。
「ちょうど一部屋空いてて良かった…ここをいぶきの部屋として使ってくれ。
それと、後で他の隊長達やどこに何があるかを
紹介するよい。それまでは一旦ここで休んでてくれ。」
その部屋の中はベッドや机や椅子などが置かれているシンプルな部屋であった。
「分かりました。ありがとうございますマルコさ…
ああいや、“マルコ隊長”。」
「おっ。はは、言おうとしてたが早速言い直してくれたのか。」
「ナースさん達がさっき隊長と呼んでおられたので…。
それに私は一番隊の一番下っ端になりますし失礼な真似はと思って。」
「堅実な奴だねいお前さんは…?そうだ、何かあったら気軽に声掛けてくれて構わねェよい。
俺は基本さっき居た医療室か甲板に居ることが多いからな。」
「はい、ありがとうございます。」
マルコ隊長と別れ、ベッドの上にゆっくりと腰掛ける。
ちなみにこの部屋はさっき居た医療室からも近い場所にある。
何かあった時はすぐに向かうことが出来るからありがたい。
「皆さんの迷惑になるような事は避けなきゃな……」
迷惑に……
『____いい加減にしてくれる…?迷惑が掛かってるのが分かんないの…?_____』
「…っ…!」
今度はさっきと違う声が頭に響き渡った。
迷惑が掛かってる…?一体何の事なんだろう…?
さっきは“使えない”なんていう言葉が聞こえたけど
もしかして私は誰かに迷惑が掛かるような事でもしたのかな…?
このカバンの中に入ってる持ち物一式と
何か関係があるのかな……?
「うーん……全然見当がつかない…。」
思い出すのにはまだまだ時間が掛かりそうだなぁ…。