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個人仕事が終わってグループ仕事の楽屋に向かうと、入り口の扉のすぐ横で翔太くんが壁にもたれかかって待っていた
「おう、めめおつかれ」
俺に気づいた翔太くんが片手をあげる
「おつかれさま。どうしたの?」
「しーっ」
人差し指を口元に当てて、そっと楽屋の扉を開ける
中を覗き込むと、残りのメンバーが全員居眠りをしていた
そっと扉を閉めて、普段よりも小さめの声で翔太くんが話し始める
「楽屋着いたら、珍しく全員寝ててさ笑」
「へぇ、そんなことあるんだね」
「まだ時間もあるし、起こすのもなーと思ってさ。お前が来るのも、もうすぐかなと思って外で待ってた」
「そうなんだ笑」
「なんの夢見てるのか知らないけどさー、たまにみんなが、俺の名前呼ぶんだよ笑」
「え、なにそれ笑 面白いね」
音を立てないようにそっと楽屋に滑り込む
聞き耳を立てると、確かにぽそりと、しょうたー、とか、しょっぴー、とか言ってるのが聞こえる
「ほんとだ笑 翔太くんめちゃくちゃ呼ばれてるじゃん笑」
「そうだろ笑 そろそろ起こそうかな笑」
「そうだね、でもその前に」
「ん?」
後ろから抱きしめた俺を、振り返って見上げてくる翔太くんの唇にキスを落とす
「ん!……もう、この瞬間に誰か起きたら…」
「大丈夫だって」
「あ、ちょ、んぅ、ん、はぁ」
指で顎を上げさせて、キスを深くして甘い唇を味わえば、仕事の疲れも吹き飛ぶ
ぺろりと最後に柔らかい唇を舐める
「ふふ、ごちそうさま」
「もぅ」
「こんな機会めったにないから」
「はいはい」
仕方ない風にあしらわれるけど、その表情は満更でもなさそうで、そんなツンデレぶりにも愛おしさが込み上げる
「かわいいね、翔太くん」
「わかったから、もう」
「ねぇ、もうそろそろみんなに言おうよ」
「んー、、めめは言いたい?」
「うん。翔太くんが良ければ」
「そうだなぁ〜」
「なに?恥ずかしい?」
「……正直言うと、まぁ」
そんなことを言い合ってれば、むくりとふっかさんが起き上がった
コメント
3件

すごいねぇ、おもしろいねぇ👏