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いつまでも

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いつまでも

1 - 第1話

♥

49

2024年12月25日

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ご本人様とは一切関係ございません


kyng「」

hsrb『』








____________


『小柳くんクリスマスですよー』

俺の前を歩いていた足をとめ振り向いて両手をいっぱいに広げて幸せそうに笑う


釣られて俺も笑いながら

「知ってる」と返す


雪の降る中マフラーに顔を埋める彼を見てとても愛おしいと思う

調子に乗るから口には出さないけど




吐いた息が白く染って溶けていく

とても寒いはずなのに不思議と平気だ


ポケットに入れていた手を星導のポケットに突っ込んで手を繋ぐ

星導はびっくりした様でパッとこっちを見てから少し照れくさそうにはにかむ



この甘すぎる雰囲気に耐えきれなくなったのか

『あ、見て下さいよめっちゃきれい』

と上を指差しながら言う

指さしている先を見ると木に綺麗な装飾が施してある

どこを見てもカップルだらけだ

「俺ら傍から見たら男2人で来た寂しい奴らや ん」

俺の言葉を聞いて眉をハの字にする

『うわムードぶっ壊しじゃないですか』

『いいんですよ、俺達が満足してたら』

そうゆうものなのだろうか

『今後も一緒にいれたらいいですね』

ツリーに見入りながら星導は小さい声で呟く

急に言うもんだから少しびっくりしてしまう


やりかえされた気がして星導のポケットの繋いでいる手を引っ張って軽いキスをする


目を見開いて頬がどんどん赤く染まってゆく

少し下を向いたと思ったら

『小柳くんなんか今日おかしくないですか』

なんて失礼なことを言われる

「いやなんでだよ」

「おかしくないだろ」

『だっていつもそんなベタベタしてこないじゃないですか』



図星すぎて何も言えない

何か反抗出来ないか考え、繋いでいる手に力を目一杯込める

『痛い痛い!』



しばらく沈黙が続くと今度は俺が耐えきれなくなり口を開く

「、いれたらいいな」

星導はこっちを見て満足そうに笑う

ムカつくし負けた気しかしない

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