テラーノベル
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どうも!黄粉です!
なんか一日テラー確認しなかっただけで凄いことになってますね、笑
それでは!
スタート!
zm side
「なぁ、ここから出せよ〜」
手と足に繋がる鎖をガシャガシャ音を立てながら、俺は目の前にいる見張りらしきチビにねだる。
?「すまんなこれは魔王様が言ったことやねん」
「じゃ魔王が言うなら何言われても従うんか?」
見張りのチビは渋そうな顔しながらこう答えた。
?「う〜ん、今の魔王様やったら無茶なことは言わんで」
「でも言ってきたらどうするねん…」
?「そのときは…………全力で抑える……、な…」
「抑える…?」
?「てか、何親しく話してきてんねん!!お前は大人しく捕まってろ!!」
俺はしょげつつも何か秘密がありそうなこの魔王城(多分)を暴いてみたくてしかたがない。
とは言っても、ここから出るにはチビを眠らせてからしか無理よな~、
今は使い魔もいなくて変身が解かれたただのおっさんだし…、
「どうにか…(小声」
俺は手枷と足枷が解けそうな方法と牢屋から逃げられそうなルートを考える。
…あ、そういえば…!!
俺は世界が崩壊してから野生で暮らしていたため、関節を外してどこか細い道を通るという超特技を習得していたのだ。
それと、あの恥ずかしい詠唱を唱えれば…、
?「…………おい、さっきまであんな騒いでたのにもう大人しなったんか。」
?「さすがの魔法少女様でも魔王の右手の俺にかかりゃ……………、ん?」
「はーい♪w」
天井のザラつきを利用して俺は今裸足の足一本で天井にぶら下がっている。
?「んなッ!?」
「じゃ眠ってもらうね〜、」
俺は驚きを隠せていないチビの後頭部を、外した手枷の角で強く叩き伏せる。
「よーし、じゃあ……」
俺は周りに人がいないのを確認して、深く深く呼吸する。
「……使い魔、いくで」
「スーパー可愛い俺様の愛を受け止めろ〜っ!!」
俺はビシッと決めポーズして使い魔が俺のもとに来るのをその場に座って待つ。
「ふぅ…………」
「ぐわ~!恥ずかしすぎやろ!?//(怒」
いくら一人やからってさすがにあのセリフは無理やろ、!?!?
自分のしたあの恥ずかしいことが頭から離れなくて、俺は周りに誰かがいることにも気づかず腕に顔を埋める。
ci「お〜いチーノやけどそこでなんかあったか〜?」
「大丈夫やで〜」
俺は咄嗟に倒れてるチビの声真似をして誤魔化してみる。
そう上手くいくはずないけど…
ci「ならええわ、じゃ魔王会議ときに会おうなロボロ!」
コツ、コツ、
硬い大理石のフロアの足音が少しずつ遠ざかっていく。
「あれ、あんな適当な感じでいけるんや…w」
「ここの警備ガバガバなんと違います?ww」
そう言っている間に俺の使い魔こと、トントンが頭上にでてきて、魔法陣からスポッとらしからぬ効果音を出して出てきた。
「トントンっ!!」
tn「ゾム〜お前こんなとこおったんかいな…、」
「まぁな!笑てか、俺がこうやって捕まってた間何があったん?」
トントンは何か特別なことがあるわけでもないような感じでこれまでと変わらず話しだした。
syp side
kn「はぁ、まだ着かへんの……?」
「まだですよ…」
kn「…………トントンはどう?」
tn「ちょ待ってな…………ぁ、」
ん?この砂漠というか、廃れたコンクリートの更地のド真ん中。
ゾムの居場所、実は知りませんでした〜とかそんな訳ないやろ…
俺はゾムの使い魔を信用しつつも、疑いフィルターが一度かかってしまって、芯までは信用できなくなってしまった。
tn「…ごめん、…この位置特定装置の見方間違ってて、俺等ゾムの真逆行ってたらしい……」
「うそ、やろ………」
kn「はあぁ!?」
幸いにも歩いて2日しか経っていなかったため、ここから切り返すことはできる。
が、あんなことになったのを目の前で見て、
ギリギリの精神状態で仲間の使い魔に従ったのに、
他責はあんましたないけどこれは流石にトントンのこと信じられへんわ……
許せざる事態でもあるが、ここで揉めても仕方がないのでしょうがなく歩いてきた道を戻る。
kn「なぁ゛………」
水分を取らずに2日経ったガラガラな喉を張ってコネシマが話しかけてきた。
kn「ショッピは俺のこと恨んでたりせぇへんか…?」
「別に……」
kn「じゃあ…、」
コネシマが続きを言う前にトントンの体から光が溢れ出てくる。
kn「…………うわっ、何それ!!」
tn「多分ゾムが俺を呼んだんやろな…」
「てことは…緊急事態、」
tn「おん、やろな…てか!」
トントンは最後にと、ゾムの居場所が書かれているであろう地図を取り出してそのまま魔法陣に吸い込まれていった。
なんや地図あるんならはよ渡せや
kn「なぁ、ショッピ…」
「……何ですか?」
「「お前死にたい顔してるで」」
コネシマからその言葉が出てくるとは考えられもしなかった。
醜い世界が終わる前、俺は高校から親友のチーノと過ごしていた。
あの楽しくて、幸せで、でも苦しかった毎日は俺にとって生きる理由をくれた。
syp『なぁ…チーノ』
俺の口癖、
何か言いたいことなどないのに、
一言でも多く毎日話したくて、
俺の存在を証明したくて、
ci『お前さぁ…w』
そう言って笑い飛ばしてるチーノが好きだった。
でも、汚しちゃいけない。
俺の家庭がどれだけ複雑でも、チーノだけは偏見を押し付けてこなくて、普通の友だちみたいに接してくれた。
それなのに………なのに、
kn「ショッピ、?おい大丈夫か?」
「……んぁ、大丈夫、よ…」
コネシマは心配そうに問いかけてくる声を無視して、
俺は一直線にゾムさんの元へ歩く
zm side
ここの牢屋から出よう試行錯誤して数時間。
一つしかない扉が壊れてんのか全然開かないし、
しかも、頑丈すぎて壊そうにも壊せへんし…
壊れんのは俺の拳や
「はぁ〜ぁ…」
誰か助けてくれ〜
弱音を吐いてみたって誰も助けてくれる奴はおらんし、ガチでどうしよ…
tn「な〜」
牢屋の前で寝転んでるトントンが暇そうに声をかけてきた。
「なんや」
tn「お前の過去、教えてくれへんか?」
「俺の……過去?笑」
突拍子のない話題に俺は唖然とする。
「しょうもないことばっかやけど………、それでええなら…」
昔のことなんか考えたくもないけど…
俺は複雑な感情を抱えたまま、トントンに昔日の話を一つ一つ話していく。
見てくれてありがとうございました!
新作出そうか、出さまいか、迷ってます!
それでは!
スタート!
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