こんにちは❗さきいか太郎です❗❗❗
今回は、わなかぶを書かせていただきました
がっつりR18です❗❗時系列クソです❗
ヤることヤるまでのくだりがクッッッソ長いです❗❗
モブキャラがしゃべります❗
苦手な人は、逃げてください
大丈夫な人は、そのままお進みください
それではどうぞ❗❗❗
天羽組には、様々な破ってはならない鉄の掟がある。カタギに手を出さないのは勿論、ヤクの使用禁止
喜多川の兄貴と南田の兄貴を鉢合わせにしてはいけない…………等々。
その中でも飛び抜けて特殊な掟「血まみれの和中の兄貴には絶対近づくな」は俺が組入りした頃から
すでに定められていた代物だ。何故近づいてはいけないのか?近づくとどうなるのか?
何一つ分からない。そういった面ではある意味大変好奇心をくすぐられる話題だ。
しかし、この掟について触れると、大半の組の者は顔が真っ青になり、急に静かになってしまう。
それは「血まみれの和中の兄貴近づいてしまうと無差別に殺される」という噂のせいだ。
信じられないだろう。(小林の兄貴や永瀬の兄貴達に比べれば、本当に少しだけ)温厚であり
(京極組のクソ外道共のような)無意味な殺生をする柄でもない和中の兄貴がそんなことするなんて。
まぁ試そうとする馬鹿がいないため真相は今でも謎のままである。
今日は、天羽組を抜けた松む…一応Mと呼ぼう。Mの粛清の為、和中の兄貴と町外れの廃墟へ向かった。
話によるとMは組を抜けた後、あの羅威刃の傘下である半グレ集団に入り、
好き勝手天羽組のシマを荒らしているらしい。
組抜けは罪ではないがシマ荒らしとなれば別、見つけた際は生け捕りにして例の廃工場で
最大限の苦痛を与えるつもりだ。組抜けした後ウチのシマに関わるとどうなるか分からせる…
と言った方が良いか。また補足だが何故この粛清に和中の兄貴・俺が携わることになったかというと、
Mは組を抜ける前ちょっとやらかして………とにかく、他の兄貴達は絶対に生け捕りには出来ない
ことが要因だ。特に小林の兄貴。多分小林の兄貴は秒で殺す。
だから、小林の兄貴に「何で俺行っちゃいけねぇの?」と言われた時、死を覚悟した。
和中の兄貴が間に割って入っていなければ、今頃俺は、再度小林の兄貴の逆鱗に触れることに
なっていただろう。
「今回は……………元舎弟が騒ぎを起こして本当にすいません」
「そうだな、万死に値する」
「エッッ?」
車での移動中、軽い会話をするつもりだったのに急な殺害予告が返ってきた。
エアコンが効いているはずなのに汗が……………
「……………ふふ、冗談だ」
「……………ッッ」
和中の兄貴の笑えないジョークのせいで失った体温が、その言葉でだんだんと戻ってきた。
少し和中の兄貴の方に目を向けると、静かに笑っていた。
この人の笑顔は、なんというか、上品だ。目尻と眉が下がり、口元が平仮名の「へ」を
ひっくりがえしたような形になる。かわいい?と思う。個人の感想だが。
「からかわないでくださいよ……………」
「前はもっと可愛らしい反応だったのにな」
口元を手で覆い、クスクスと笑っている兄貴に対し、失礼だが人間らしいなと思った。
組に入った当初は、ある噂や見た目で敬遠していたが、
実際話してみると「天羽組にも常識人はいた」と感動してしまった。
兄貴には、仁義があり、覚悟がある。この人は最も極道らしい極道、俺の目指すべき人物像だ。
しばらく無言が続いた後、Mのいる廃墟が見えた。お世辞でも綺麗とは言えないボロボロの
ビルだ。そして凍てつく空気のなか、眉間にしわを寄せる和中の兄貴が扉を強く蹴飛ばす。
俺も直ぐにチャカで応戦する。
「てめぇら、M出せ。楽に殺してやる」
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
突然入ってきた大男二人に、半グレ達はパニックに陥る。逃げ出そうとする者、戦おうとする者、
それに現実が見れない者、全て平等に殺してゆく。シマを荒らされた以上、引き下がれねぇんだよ。
僅か10分足らずで、床は赤く染まり、周りは静寂に包まれた。だから……………俺は、安心しきって
愛用する拳銃を懐にしまってしまったのだ。
次の瞬間、右足に激痛が走る。目線をそちらにやると、太ももにドスが根本まで刺さっていた。
「華太ッッ」
『あ、ちょっと外れた。動脈狙ったのに……………さすが小峠の兄貴』
目の前の頭がチカチカするような髪の毛の男、こいつがMだ。
「大丈夫です。和中の兄貴はMを早く…」
『そんな流暢なこと言っていいんですか?』
Mはニヤニヤと笑いながら、俺に跨がり、俺の前髪を掴み引っ張りあげる。
そして、後頭部に銃を突きつけたのだ。
『確か和中の兄貴は守る者がいると弱くなるンすよねぇ………ま、とりあえず武器捨ててください』
クソッッ、俺はお荷物だというのか……………。
「和中の兄貴ッッ、大丈夫ですから、俺に構わずMを拘束してください」
「……………………………………………………」
「兄貴ッッ」
和中の兄貴は、なんと刀を捨てたのだ。暗器も放り投げた。
「やめてください、駄目ですッッ、和中の兄貴ッッ」
「俺はお前を殺さない。だから華太を放せ」
『マジかよ……………天下の天羽組が、こんな甘々な組織だなんて。所属してた自分が
恥ずかしいわぁ、あははははは』
Mは醜悪な顔で、“油断”し爆笑し始めた。そう、俺のことを忘れたかのように……………
「……………ッッ」
銃の軌道がずれたッッ!俺はありったけの力で銃を持っている手の軸、手首を掴み、脱臼させた。
Mは短い悲鳴をあげた後、俺の背中から転げ落ちた。
ここから先は和中の兄貴の出番だ。和中の兄貴はMの命乞いを無視してMの両足を切り刻み、
容赦なく歩行能力を奪う。これは勝負ありってとこだな。
「華太……抜くな、闇医者に行くぞ」
「はいッッ………」
じゅくじゅくと焼かれているような激痛に耐え、立ち上がる。なんとか和中の兄貴の肩を借りて
歩き始めたその時、兄貴に担がれていたMが暴れだした、のだが……………なんだ?
何かがおかしい?逃げようとしていない。違う。何故だ。おかしい。おかしい。
……………逃げるのが目的じゃない?
「和中の兄貴、そいつから離れてくださいッッ」
『ざまぁ…みろ……………』
Mは自分の首のそばにカッターナイフを近づけると、掻き切ったのだ。
頸動脈が完全に切れ、そこから大量の血が噴水のように溢れでてきた。要約すると
“和中の兄貴が血まみれになった”ということだ。
そうか、この状態で和中の兄貴から逃げるのは不可能。どうせ死ぬなら自分の手で
というところか。そんな中、ある“噂”を思い出した。
〈血まみれの和中の兄貴には絶対近づくな〉
〈近づくと無差別に殺される〉
天羽組の者なら誰もが知っている有名な噂だ。まさかこれを狙って………
逃げなくては
俺はとっさに兄貴の肩から手を離す。太ももから血が出てくるが、構わず走る。
周りからみたら、歩いているような速さだろう。兄貴は微動だにせず、静止画のように
固まっている。1~2メートルほど距離を置いた頃だろう。和中の兄貴が動いた。
キラキラと輝く黄金色の髪が、赤黒く滴る血に汚され、光を失い、
凛々しいハンサム顔は暗く、表情が分からない状態になっている。
これはヤバい。いままでの恐怖とは比にならない。後ろに化け物がいる。
和中の兄貴は瞬く間に距離を詰める。追い付かれる。
「和中の兄貴、……………ひ、いやだッッ」
無我夢中で逃げる俺に飛んできたのは、無慈悲なタックルであった。
コンクリートに打ちつけられた衝撃により右半身が痺れて動かない。何より、
「……………………………………………………」
和中の兄貴の無言が怖い。
しかし、殺される予感がいつまでもしない。すると兄貴が耳元でしゃべる。
「口を開け」
「ひっ、……………ん」
逆らえるはずもなく俺は控えめに口を開く。兄貴は俺の頭を固定すると、キスをしてきた。
まず、下唇を軽く挟まれ、上唇を舐められる。さらに、口内を犯す舌が撫でるように
俺の舌を弄ぶ。繋がる口と口の間から甘い吐息が漏れ、脳が麻痺しているような感覚に
堕ちてゆく。
「お゛ッ…………んふ、…ひゅ………ぐぅ」
反応を確かめるかのような視線に、思わず顔が赤くなる。唾液が上手く吐き出せず
喉の奥底へと張り付くように落ちる。兄貴の柑橘系の香りが鼻をつく。
香水の匂いだろうか……………………………………………………
「んんッ、……………おぇ゛…ご」
兄貴の舌が、急に喉を責める。窒息した時のような不快感が、俺を現実に引き戻す。
血でべとべとな召し物を引っ張り、頬を引っ掻くが不快感は消えることなく増してゆく。
上手く呼吸ができず倒れる寸前、やっと口が離れる。
「げほッッ、……………ふ、ん」
次に、ついばむようなキスが身体中に降りかかる。口、耳、額、頬、鼻、こめかみ、
破かれたスーツから首、鎖骨、胸、手首、臍。
兄貴は何がしたいんだ。そう考えている間にも、兄貴は俺のベルトを丁寧に外し下着に手を伸ばす。
ほぼ全裸の俺を四つん這いの状態にし、そこに兄貴が覆い被さる。兄貴の脈打つモノが尻に当たり、
耳元に荒い息が当たる。顔を地面に押し付けられているせいで自分がどうなっているのかが
分からないが、間違いなくダメな方向にはいっている。
「や゛めで…くだ………あい……………、ひッッ」
声が届かない。まさかこんな形で噂の真相が分かるとは思ってもいなかった。
「血まみれの和中の兄貴には近づくな」「近づくと無差別に殺される」全く、かわいい噂だ。
「……………………………………………………」
俺の尻穴に異物が入ってくる。ミチ…と拡張されるような音と共に鉄臭くて温かい液体
が伝う。ヒダを押し潰すように兄貴のが一番奥まで突き刺さった。
「あ゛ぁ゛……………………………………………………ッッ」
休むことなく、一定のリズムで揺らすため、兄貴のカリが俺の腹を抉るように
食い込む。痛い。じわじわと自分の身体が自分の物じゃなくなってきている。
手を後ろに捻られ、ナカでそれをねじるようにぶち込まれる。奥を圧迫されてしゃべることも
ままならない。涙が止まらない。頭がヘンなってしまう。
「ふぅ……………んあっ………ぅ、お゛、やぁぁ」
腹が熱い。熱を帯びている。快楽がせり上がってきている。いやだ。イきたくない。
「……………………………………………………ッッ」
イってしまった。ぐったりとしている俺にお構いなしで先から奥まで責め続ける。
まるでオナホールのように扱われている。それなのに、何で勃つんだ?
和中の兄貴の顔が、余裕のない紅潮した険しい顔が、雄の顔が、腹の奥をきゅんと
疼かせる。無理矢理犯されて、足も刺されて、腹も痛くて、嫌なのに、苦しいのに、
もっとして欲しい。血の匂いにあてられて頭が狂ってきているんだろう。
そうでなければ、和中の兄貴も、俺も、何でこうなっているか理由がつかない。
…………………………………………もう何でもいいや、イきたい。
「あに…き、わなかのあにき……イ…かせて……くだ……………さい」
やはり、返事はない。だが、心なしかピストンの速度があがってきている。
ナカで兄貴のが硬く、熱くなり、膨らんできている。
次の瞬間、先からでた熱い物が注がれる。
「終わった……………」
少し正気に戻った俺は、真っ先に
「血まみれの和中のの兄貴には近づくな」という掟をもっと強めることを決意した。
死ぬよりもえげつない目に合うと……………………………………………………
「和中の兄貴……………本当に覚えていないんですか?」
「何のことだ…………………………………………」
「……………………………………………………」
「お願いがあるんですが、血まみれにならないようにいままで以上に気をつけてください」
「なn…「気をつけてください」
おまけ話は近日公開
コメント
12件
私もその世界線に行って和中の兄貴を血塗れに・・・ぐへへ
うわぁ…神の人だァ!死にかけるぐらい最高でした!
うげへへへ、めちゃくちゃ最高っす!神投稿ありがとうございます😭いやぁこれは、おまけ話が物凄く気になりますなぁ(ニヨニヨ) やっぱり華太君が酷い目に遭ってるのは良((((殴