コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺は24歳。ごく普通の
ブラック企業を務める社会人。
仕事は何時も残業ばかりだ。
入社した自分に損している。
給料も少ない俺が,ある休日に
明らかに安いアパートを見つけたのだ。
なんと5100円。
胡散臭いが,俺にはそんな
事を考える暇はなかった。
今の家より画像は10倍ほど綺麗。
早速見学の予約を取り,当日がやってきた。
あまりにも綺麗で,俺は声を出した。
俺「すっげぇ。綺麗っすね」
スタッフの話が長引き,
最上階の家を購入する事になった。
そして,引越しの手続きが
完全に終わった時。
俺「お世話になりました〜」
引越センターの人々が帰って行く。
新しい生活の始まりだ。
と言っても今は夜。今夜は寝よう。
とベッドに仰向けになったら,
天井に穴があったのだ。
しかも,閉じたり空いたり。
俺「なんだこれ。」
でも,時間は遅かった。
俺はそのまま眠りに着いた。
2日目の朝がやってきた。
俺「ふぁぁ…」
欠伸をし,引越センターの人が
言っていたことを思い出す。
毎日ポストを確認してください。っと。
俺「確認しに行くか…」
玄関の斗を開け,ポストの中身を見る。
ん?
俺「…っなんだこれ!?」
ポストの中には,昨日撮られたであろう
俺が寝ている写真,不気味な
ポスターが入っていた。
「迷子の子を探しています。」
青白い顔の少年の写真と共に,
電話番号,年齢,身長が書かれていた。
俺「何何?8歳…130センチか」
俺は部屋へ戻り,盗撮されたと
思われる写真を見返す。
警察に連絡しようと思ったのだが。
俺「写真が消えてる、?」
証拠もなくなり,連絡出来ない状態に。
ふと黒い閉じたりする穴を思い出した。
昨日と同じ光景だが,俺は気づいてしまった。
何にかって,俺がいる部屋は最上階。
上は屋上。天井が薄いと説明だった。
穴から空色が見えないのは何故だ?
暗くはない。もしや、目?
そう考えると,背筋が凍る用に震えた。