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やばいやばい50行った…絶対行かないと思ってたのに…感謝です!!!!!!では日本さんの星空お悩み相談室2話!楽しんでください~!



⚠️この話に出てくるのは偶像の国です。決して本当の国とは関係ありません。







「ねーみーらちゃんっ!♡」


バサッ


「うぉッ!?」


「おきてよ~!おねぇちゃんがモーニングコールしに来たんだぞ~!」


「…ねぇちゃん今何時かわかってる…?」


「うーん…朝の4時!」


「朝の4時!じゃなぇよバカ。早すぎんだよ起こすの」


夢の中でブランコを漕いでいた影響か疲れが酷い


動こうとしない体を必死で起こす


僕はミラ王国 そうミラだ、画面の前の君がよーく知っている(あまり知らないかも知れないが)ミラである

君が知っている通りあの夢の世界に日本さんを招いた…まぁ正直言うと引きずり込んだのは僕である そして今僕の体に馬乗りになって「ありがたい」モーニングコールをしてくれたのは僕の姉 三日月帝国 ミカだ。僕らはいわゆるパラレルワールドからなんらかの手違いで来た国の化身だ。ちなみにパラレルワールドの方で僕は一回姉に殺《併合》されかけた。てか悔しいけどされた。2年後に独立した。弱かった


「ミラちゃん今失礼な事考えたでしょ」


「…気のせいじゃない?それより朝ごはん何がいい?」


「あっさごはーん!✨卵乗せパンがいい!」


「はいはい、作りますね」


手早く作らないとねぇさんは腹を空かせた怪獣みたいになる 早く作ろう


卵を取り出して…平たいところで…


コンッ!パキッ…


パカッ…ジュー…チリチリ…


「お…ミラさんまた料理ですか…?」


落ち着いているけど妙に重い声が左耳をスっと通る


「あ、サリー」


彼女はサリーカイルメーデー国 サリーだ。


彼女は…まぁ僕の義理の姉と言ったらいいものか…別にねぇちゃんと結婚しているわけでも恋をしている訳でもないが…端的に言うとねぇちゃんはサリーさんに負けてサリーさん、アレルスメーデー合衆国の構成国になった、ちなみにアレルスは…


「お、やっほミラたん」


「あーアレルおはよう」


この通りサリーそっくりだ、怖いぐらいに 性格は全然違うが


「…ミラさん、卵焼き、、、早く…」


「…!」


サリーに言われてようやく思い出した そうだ、僕卵焼き作ってた


サリーの指差した卵焼きは結構いい加減に焼けていた 取り敢えず焦げていなくて安心した。


チンッ!


…ちょうどパンも焼けたみたいだ





メコ…ッパン!!!!!!




「「「!?」」」


「あ゛ー…この音は…」


アレルがゆっくり振り返る


やっぱりだ、サリーの体が風船みたいに割れて一つ目の男の子が出て来た


「あわ…みなさんお久しぶりです…」


この子はサリーの構成国 名前は…ない、僕達は一つ目なのでひーくんと呼んでいる この子の土地はは昔から資源が豊富で色々な大国に狙われていた でも実はこの子は超強く 挑む国はほとんどいなかった

そんなこの子に喧嘩を仕掛けたのがサリーって訳だ。めっちゃ即負けてたけど


だがこの子は優しかった そのまま殺してしまえばいいものを

『僕に人は殺せません…』

と言って自ら併合されようとした、サリーはそれを断ったのだが 断られるのならと言って自害してひーくん側が負けた判定になったらしい


ちなみにサリーはそれが大分トラウマらしい。そりゃそうだ


でも何故かわからないが月一ぐらいでこの子はサリーの体のなかから出てくる


見た目は結構グロテスクだが翌日には戻るのでよし、


「おー!ひっさしぶりひーくん!」


一番にひーくんに近づいて行くのはいつもねぇちゃんだ、その次はアレルス 最後が僕


「ねぇちゃんや」


「なんやマイブラザー」


「マイブラザー言うな ねぇちゃんの卵焼き乗せパン先に食べて欲しいからひーくんにあげていい?」


「…まぁ別の作ってくれるんだったらいいよ…」


不服そうにねぇちゃんは言う そう言う顔は自分で作ってみてからして欲しい物だ


「ひーくんこれいる?」


「わぁ…✨これミラさんの卵焼き乗せパンですか…?いただきます…!」


「そうだよ 遠慮せず食べてね」


こうやって訳のわからない日常を仲間が居る島で送るのもいい事だ 幸せそのものだ


でも島の外に出たら終わり、全部終わる 外には不幸を求める気持ちの悪い害虫が居る 外に出たら殴られる。蹴られる。…また、家族を巻き込みたくない…









「…ら…!ミラ!!!!!!聞いてる!?」


「っわ…ごめん聞いてなかった ねぇちゃんもっかい!」


「マイブラザー…恋でもしたのかい…?」


「してねっつの!!!!!!!💢」


「まぁいいわ。聞いてなかったならそこまで大事な話でもないし~」


ねぇちゃんは僕が作った卵焼き乗せパン第二号を頬張りながら言う その横でひーくんは卵焼き乗せパンを完食し終わり、アレルスは珍しく自分で作ると言い始めたので僕が手伝いながら作ったスクランブルエッグだ。




あぁ…幸せだなぁ…



























もう、あの日みたいに壊されたくない







日本さんの星空お悩み相談室第二話、ミラ王国様の苦悩 終わり


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