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nakamuside.
どうしよう…まずはやっぱりきりやんと仲良くなるのが1番なのか…?というか、今は何年の何月何日なんだ?カレンダー見に行くか……
ドンッ
nk「あ……ごめん!」
???「いや、こっちこそごめん」
nk「……………!!」
聞いたことがある声だと思ったら、現在、ワイテルズのメンバーのきんときだった。俺がびっくりしてボーッとしてるときんときは
kn「じゃあ俺はこれで」
どうしよう………このチャンスを逃したらきんときとなかなか話せなくなるような気がする俺どうやってきんときと仲良くなったんだっけ………早くしないときんときが行っちゃう!………もう何でもいいや!喋っちゃえ!
nk「あ、あの!」
kn「ん?はい……?」
nk「名……名前!教えて!」
kn「え」
nk「無理ならいいんだけど…」
kn「………ふはっw」
nk「え?」
kn「なんか面白いねw」
nk「( ˙꒳˙ )」
kn「えーと…俺は青金 時」
やっぱりきんときだ!!!俺の事覚えてなくても仲良くしようとしてくれる!!さっすが俺のズッ友!!
nk「俺は中村瑞稀!!」
kn「中村かー…でもクラスに中村って二人いるから中村って呼ぶと紛らわしいねw」
nk「うーん……そっか…」
kn「中学ではなんて呼ばれてたの?」
nk「nakamu?かな」
kn「じゃあ俺nakamuって呼ぶわw」
nk「青金くんはなんて呼んだらいいの?」
kn「中学は普通に青金だったしなー……」
nk「んー……」
あれ、そういえばきんときって呼びだしたの俺じゃない?きんときっていうあだ名をここで提案するのは……ちょっと違うか……?うーん……?
kn「nakamu?nakamu!」
nk「んー……何?」
kn「いやwめちゃくちゃ真剣に考えてくれて るなって思ってww」
nk「んー…きんときは?」
kn「え?きんとき…?」
kn「なんできんとき…?」
あー…それ聞かれると思ってなかった……もう適当に理由つけるか…?
nk「えーと…青金時って書いたときに金と時 って繋げるときんときになるからかな… w」
kn「………」
nk「ダメ…?w」
kn「……めっちゃいいじゃん!!」
nk「え…?」
kn「だから、めっちゃいい!!」
あれー…きんときこんな反応だったっけー…まぁ喜んでくれてるみたいだしいっか!!(ポジティブ)
キーンコーンカーンコーン……
kn「あ、チャイム…じゃあ俺隣のクラスだか ら」
nk「あ…うん!」
nk「きんときー!今日一緒に帰んない!?」
kn「全然いいよー」
nk「じゃあ俺隣のクラスまた行くね!!」
kn「分かったw待ってるw」
nk「はぁ……」
おかしいでしょ先生…………3時間目に使った楽器をなんで俺1人で運ばなきゃ行けないのー?おかしい…音楽室までめちゃくちゃ遠いし!はぁ……きんとき先に帰っちゃったかなー?
nk「やっと着いた……重っ……」
〜♪〜〜♪♪
nk「ピアノの音…?誰かが弾いてるのかな」
ガチャ
nk「失礼しまーす……」
???「………!ペコッ」
相手も俺に気づいたようだ。んー……?あれ?Broooockじゃね?俺ここで弾いてるの知らなかったわ。聞いてってもいいかな?
nk「ねぇ!」
Br「…ビクッ」
Br「何…?」
nk「その…さっき弾いてた曲綺麗だから聞い てってもいいかな?」
Br「別にいいけど…」
nk「んふふwやった!w」
Br「でもあんまり上手じゃないから期待しな いでね」
nk「うん!静かに聞いてる!w」
〜♪〜〜♪
Br「………終わり」
nk「とっても上手!!」
Br「……ありがとう」
nk「名前は?」
Br「え?」
nk「名前…なんて言うの?」
Br「……赤羽瑠希」
nk「赤羽くんかー!!そういえば赤羽くんの 親ってピアニストだったよね?」
Br「あー…うん…」
またか…
Broooockside
僕はピアノの才能なんて全くなかった。だから小学生の頃から母さんにピアノを教えて貰ってきた。いっぱい手が痛くなるまで毎日練習して難しい曲も弾けるようになって……。でもそれを皆は僕の努力を分かってくれなかった。
MOB「赤羽くんってピアノ弾けてすごい ね!!」
Br「ありがとうw」
MOB2「こいつの親ピアニストなんだよ!」
MOB「えー、そうなんだ!”遺伝”ってすご い ね!!」
遺伝じゃないのにな……
そうやっていつも言われてきた。僕がピアノでどれだけ頑張って努力しても遺伝ってすごいってみんな口を揃えて言う。昔からずっとずっとそうだった。親がすごいから遺伝でみんなすごいと思うな。この人もどうせ同じことを言うんだろう。もう聞き飽きたぐらい言われた言葉を。
nk「いっぱい練習したんだね!!」
Br「………へ?」
nk「え?」
Br「今………なんて………」
nk「いっぱい練習したんだねって……言っただ けだよ?」
Br「………ありがとう…(இ□இ)」
nk「え、え!?嫌だった!?ごめんね!?」
Br「違う…違うぅ……」
なんで……なんで…名前も知らない君が僕の1番欲しい言葉をくれるの…?やっと僕の努力を認めてくれる人を見つけた……。
〜説明中〜
nk「ほぉ…そういうことか!」
Br「ずっと努力してきたことを気づいて貰え なくて我慢できないのはかっこ悪いか な…?」
nk「ううん!全然そんなことは無いと思う」
nk「俺も我慢はほんとにできなくて…w」
nk「よくみんなにケーキとか買ってもらった り…ってごめん、急に俺の話に持ってい っちゃって」
Br「いや、それはいいんだけど…w」
Br「名前教えてもらっていいかな?w」
Br「なんて呼べばいいのか分かんなくてw」
nk「あれ?俺言ってなかったっけ?」
Br「言ってない言ってないw」
nk「俺は1年の中村瑞希、nakamuって呼ん で」
nk「赤羽くんはなんて呼べばいい?」
Br「中学の頃はBroooockって呼ばれてたけ ど」
あれ?中学のあだ名Broooockだったっけ?まぁいいか……。
nk「じゃあ俺もBroooockって呼ぶね」
nk「Broooockよろしく!」
Br「うん!よろしく!」
そこからはBroooockと他愛もない話をした。自分の中学の思い出とか…将来の自分は何をしてたいとか。案の定、Broooockはゲームしてたいと言ってたけどw
kn「あ!nakamuいたー」
nk「きんとき!?俺てっきりもう帰った のかと…」
kn「部活見学行ってた…あれBroooockじゃ ん」
Br「あれ!?青金!?」
nk「知り合いだったか…」
そうだわ、こいつら塾一緒だったわ
kn「あとこれから青金じゃなくてきんときっ て呼んで」
Br「おけ〜」
nk「じゃあ今日はもう遅いし帰ろ〜」
2人 「「うん」」
てか普通にこの生活楽しもうとしちゃってるけどいいのか?まぁ今はいいか。戻る方法も分かんないし。今は今で楽しもうー