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家に帰ると


お兄ちゃんはソファーでテレビを見ていた。

 


『あ、お兄ちゃんもう帰ってたんだ』


エイタ「お〜何も予定無かったし今日はすぐ帰ってきたんだ」


『ふ〜ん』


エイタ「お前、今日バイトないって言ってなかったか?」


『うん!なかったよ〜』


エイタ「そうなのか?それにしては遅い帰宅だなw」


『えへへ〜何故でしょう』


エイタ「ずいぶんご機嫌だな、なんで?」


『ひ・み・つ☆』


お兄ちゃんの横に座って耳打ちする。


すると、お兄ちゃんは


エイタ「はぁ!?ww」


と。


女子禁制の寮の賢二郎の部屋でエッチしたなんて言えるわけないでしょ☆


お兄ちゃんの口を人差し指で抑えて


エイタ「お兄ちゃんにも言えないこともあるんですぅ」


とウインクした。


エイタ「言えない事ねぇ…

まあ俺にも前あったしな!」


『あっ、自主練の事?』


エイタ「そうそう」


そう言ってお兄ちゃんは優しく笑う。


エイタ「まあ、もう遅いし風呂入って寝ろよ」


頭をポンポンと撫でてくれた。



お気遣い嬉しいのですがね、、、?


『あ、私お風呂入ってきてるの』


エイタ「はっ!?どこで!?」


『ひ・み・つ☆』


そう自分の口に手を当てて言う…




エイタ「あれ、美樹。首筋のところ虫にでも刺されたのか?赤くなってる」


ええっ!?


驚いて洗面所へ見に行くと、首筋や鎖骨に無数の…



これはもしや…?


キスマークでは!?!?!?


賢二郎…ッ♡


はぁッ…すき。


ニヤニヤしてしまうよ←




エイタ「大丈夫か?ムヒ塗るか?」


とムヒを探して持ってきてくれたお兄ちゃんだけど…


『虫に刺されたんじゃないから大丈夫〜』


そう言ってお兄ちゃんに

ありがとね、と言う私のお顔はニヤニヤして( ◜ω◝ )←こんな顔だったと思う



白鳥沢学園恋愛日誌

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